2017年の「Demographia国際住宅価格負担能力調査」によると、香港は過去7年間、住宅購入者にとって世界で最も住宅価格が高い都市の座を維持している。
香港を拠点とする建築家のジェームズ・ロー氏は、自身のマイクロ住宅が同市の住宅危機の緩和に役立つ可能性があると考えている。しかし、彼の小さな住宅の設計はありきたりとはまったく異なる。コンクリート製の水道管に、現代の住宅に必要なあらゆる設備を備えている。
ロー氏が「チューブ型住宅」の設計について詳しく説明する。
OPodと名付けられた「チューブ型住宅」の広さは100平方フィートだ。比較すると、標準的な1台用ガレージは約200平方フィートである。

ロー氏の事務所、James Law Cybertectureは、直径8.2フィートの水道管から、下の写真のチューブ型住宅を製造した。

ソファはベッドに展開でき、棚、小型冷蔵庫、電子レンジ、シャワー付きのバスルームも備えている。

現在、この住宅の設計は試作品にとどまっている。しかしロー氏によると、近く販売を始める計画で、チームは建設を始めるため市の許可を申請している。
チューブ型住宅は1戸15,000ドルになる。安くはないが、香港の新築住宅の平均価格よりはるかに低い。ある推計によると、広さ600平方フィートの住戸で180万ドルだ。

ロー氏は、チューブ型住宅を香港の住宅不足に対する一時的な解決策の一つと捉えている。住宅ユニットは、造船所のような使われていない都市空間に積み重ねることができる……

……建物の間や……

……高速道路の下にも設置できる。

管の重量は約22トンあるため、積み重ねても固定するボルトは必要ない。ロー氏によると、これにより設置費用を抑えられるという。

「香港では、家賃や住宅費が非常に高く、公営住宅も不足しているため、多くの人々が劣悪な環境や間仕切り住宅で暮らしています」と同氏は語った。「OPodは低価格の選択肢です。」



