ガーナでは、世界のどの国よりも速いペースで熱帯雨林が失われている

A member of Ghana's anti-smuggling task force treks through a cocoa plantation in Enchi, June 17, 2014. Picture taken June 17, 2014. To match Insight GHANA-IVORYCOAST/COCOA REUTERS/Thierry Gouegnon (GHANA - Tags: AGRICULTURE BUSINESS FOOD) - GM1EA7S1P7101
Cocoa farming is the leading cause of illegal forest clearing in Ghana.Image: REUTERS/Thierry Gouegnon
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ガーナの熱帯雨林は、憂慮すべき速さで失われている。世界の森林の状況に関する新たな報告書によると、そのような状況だ。

Global Forest Watch(GFW)は、メリーランド大学の最新のリモートセンシングおよび衛星データを用いて推計し、2018年のガーナの原生熱帯雨林の消失面積は2017年と比べて60%増加したとしている。この増加率は世界で最も高い。次に高かったのは隣国コートジボワールで、28%増だった。この2か国を合わせると、世界のカカオ生産量のほぼ60%を占める。

一方、アフリカではコンゴ民主共和国が原生熱帯雨林の消失面積で最大となった。世界全体では昨年、原生熱帯雨林が360万ヘクタール失われた。これは2018年だけでベルギーの面積に相当する。

研究者らによると、2002年にはブラジルとインドネシアだけで、熱帯原生林の消失の71%を占めていた。2018年には両国の割合は総消失面積の46%となったものの、特にアフリカで消失率が大幅に上昇した。

マウンテンゴリラをはじめとする動物の生息地となるほか、熱帯雨林の樹木は「樹齢が数百年、あるいは数千年に及ぶこともある。他の森林より多くの炭素を蓄え、生物多様性を維持するうえでかけがえのない存在だ」と、GFWプロジェクトを主導する世界資源研究所は述べている。。

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数十年にわたり、ガーナは世界有数の木材輸出国だった。しかし、長年にわたって森林面積が大幅に縮小し、国内の木材加工業者は、輸入を検討するに至っている。輸入元として近隣諸国や南米が挙がっている。

2016年の報告書[PDF 3ページ]で、政府機関の森林委員会は、国の管理下にあるガーナの森林資源の約80%が、1990年以降、違法伐採によって失われたと述べた。

カカオ栽培のための森林伐採は森林減少の主な原因の一つだが、最大の脅威は採掘である。現地で「ガラムシー」と呼ばれる違法な小規模採掘は、環境に甚大な被害をもたらしており、その復旧には290億ドルかかると政府は推計している。小規模採掘活動を全面的に禁じていた措置はすでに解除された一方、環境基準の順守を監督する省庁横断委員会は、汚職スキャンダルに巻き込まれている。

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政府自身も批判を受けている。Quartz Africaが以前報じたように、地元の環境保護活動家は、ガーナ東部州にある2万3,000ヘクタールのアテワ森林保護区が、森林減少の脅威にさらされるのではないかと懸念している。政府が中国と、ボーキサイトをインフラ整備事業と引き換える20億ドルの取引に合意したためだ。これは、今後予定される同様の「資源と道路の交換」取引の第一弾となる。

ボーキサイト採掘は森林に特に大きな被害を与え、ジャマイカの森林減少との関連も指摘されている。ジャマイカは世界有数のボーキサイト生産国の一つだ。

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