アンゲラ・メルケル氏、ドイツ首相として4期目に選出

Chancellor Angela Merkel waves during a session of the German lower house of parliament Bundestag to elect a new chancellor, in Berlin, Germany, March 14, 2018. REUTERS/Kai Pfaffenbach TPX IMAGES OF THE DAY
German lawmakers have elected Angela Merkel as chancellor for her fourth term.Image: REUTERS/Kai Pfaffenbach
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ドイツの議員らは水曜日、アンゲラ・メルケル氏を首相に4期目として再選した。最後の任期となる可能性も高いこの任期は、個人的な支持基盤が弱まるなか、脆弱な連立政権を率いる彼女にとって、これまでで最も困難なものとなるかもしれない。

議員らは賛成364、反対315、棄権9でメルケル氏の再選を支持した。議会下院の連邦議会で399議席を持つ、保守派と中道左派の社会民主党(SPD)の連立政権にとって、これは厳しい船出となった。

「この投票結果を受け入れます」と、満面の笑みを浮かべた63歳のメルケル氏は議員らに語った。

2005年の就任以来、メルケル氏はドイツの政治情勢を主導し、経済危機のさなかに欧州連合(EU)を導いてきた。

しかし、2015年に移民に対する門戸開放政策をドイツが採用する決断をしたことで、100万人を超える人々が流入し、彼女の権威は傷ついた。

ドイツが米国との貿易対立に直面するなか、メルケル氏は保守派のCDU/CSU連合とSPDから寄せられる、相反する国内の要求に対処しなければならない。

「ドイツにとって、安定した政府ができるのは良い船出です……何カ月も経った今、意欲を持って仕事に取りかかる大きな動機があります」と、ウルズラ・フォン・デア・ライエン国防相は述べた。

メルケル氏は、連邦議会に戻って宣誓就任する前に、フランク=ヴァルター・シュタインマイヤー大統領と会談する予定だった。

その後、閣僚らは同日遅くに宣誓就任する。連立を組む両党が極右の「ドイツのための選択肢」(AfD)に支持を奪われた、昨年9月の総選挙から、ほぼ6カ月が経過していた。

亀裂

ドイツ社会民主党(SPD)の党員が、ベルリンのSPD本部で、SPDとCDUの連立の可能性をめぐる投票用紙を数える
トムソン・ロイター

保守派ブロックがSPDに頼って、2013年以来ドイツを統治してきた「大連立」を延長したのは、ほかに手がなかったためだ。昨年11月、より小規模な2党との3党連携協議が決裂していた。

新政権では最初の閣議を開く前から亀裂が表面化し、改革の順序や規模をめぐる緊張が見られる。

両陣営には成果を示す重圧がかかっている。連立合意には、2年後に政府の進捗を検証する条項が盛り込まれた。合意が各陣営にとって機能していない場合、その時点で連立を離脱できる。

連立合意に盛り込まれた各種改革の優先順位や実施の度合い、関係する人々をめぐって、相反する圧力が次々と生じる見通しだ。メルケル氏はそれらの調整に、持てる政治手腕のすべてを注ぐ必要がある。

SPDがメルケル氏との連立に同意したのは、党員の承認を得るため、独自性のある政策を並べたリストを約束した後だった。党員の多くは、過去4年間の連立で有権者からの支持を損なったSPDに対し、野党として立て直すよう求めていた。

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