中国、スマートフォンに身分証を搭載へ

A man uses a smartphone in New York City, in this picture taken November 6, 2013. Twitter Inc raised the top end of its IPO price range by 25 percent and will close its books a day early, signaling strong demand for the most closely watched Silicon Valley debut since Facebook Inc last year. REUTERS/Mike Segar (UNITED STATES - Tags: SCIENCE TECHNOLOGY BUSINESS TELECOMS) - TM4E9B60XZA01
Tencent and Alibaba battle to secure supremacy the digital ID sector.Image: REUTERS/Mike Segar
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中国のスマートフォンユーザー。Image: Statista

中国の数百万人に上るスマートフォンユーザーは、同国のインターネット大手アリババとテンセントが競っていることで、モバイル端末への依存をさらに強めそうだ。両社は、不可欠な政府運営のIDサービスを自社プラットフォームで提供しようと競い合っている。

eMarketerのデータによると、人口約14億人の中国では、ほぼ60%がスマートフォンを所有している。一方、公安局は16歳になるとすべての国民に身分証を発行する。

身分証は、国民の日常生活に欠かせない役割を果たしている。記載されているのは、所持者の年齢、氏名、性別、住所、民族、生年月日、写真だ。身分証がなければ、運転免許証の取得、銀行口座の開設、高速鉄道の乗車券の購入、飛行機での移動は非常に難しい。

国営通信社の新華社によると、テンセント・ホールディングス傘下のメッセージング・ソーシャルメディアアプリ「WeChat(微信)」は12月、広東省広州市南沙区の登録ユーザーに仮想身分証を提供する試験運用を発表した。

これに対し、インターネット大手のアリババは、決済アプリ「Alipay(支付宝)」を通じた別のデジタルID制度を、衢州、福州、杭州の各市で始めると発表した。

デジタルIDの主要な提供事業者の座をめぐる同国の2大テック企業の争いは、またしても繰り広げられる対決に見える。世界有数の市場の一つで、消費者の心をつかもうと競うライバル同士の対決だ。

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