欧州連合(EU)の大半の世帯は、パッケージ旅行よりも書籍、新聞、文房具に多く支出している。
これは、世界本の日に合わせてEUが4月に発表した、意外な統計の一つだった。

2008年から2015年にかけてEU加盟15カ国の20歳から74歳を対象に行われた調査によると、書籍を読む平均時間は、フランスの1日2分からエストニアの13分まで幅があった。
2016年、EUの世帯は書籍、新聞、文房具に900億ユーロ(1,070億ドル)超、総支出の1.1%を費やした。これはEUのGDPの0.6%に相当し、国民1人当たり約200ユーロ(240ドル)となる。

それでも、こうした品目への世帯支出は、娯楽・文化サービスへの支出の半分未満だったと、EUの統計機関Eurostatは述べた。
書籍、新聞、文房具への支出が最も多かったのはスロバキア(世帯所得の2.1%)で、ドイツ(1.6%)、ポーランド(1.4%)が続いた。
一方、割合が最も低かったのはブルガリアとギリシャ(いずれも0.6%)、チェコ、スペイン、マルタ(いずれも0.7%)だった。
調査対象となったすべての国で、男性より女性のほうが読書をする人が多かったが、読書をする人に限ると、男性のほうが女性より長い時間読んでいた。
