欧州の若者1億7,000万人は、20世紀の世界大戦を記憶していません。実際、欧州の若者は、自国で近い将来に武力紛争が起きることはないと強く信じています。
EUの形成につながった紛争は過去のものとなったかもしれませんが、新たな課題がその後に続いています。移民、テロ、格差、第4次産業革命、そして高まるナショナリズムなど、挙げればきりがありません。
私たちの世界規模の調査によると、若者たちは自分たちの世界をより良くできると自信を持っています。しかし、政治プロセスから疎外されていると感じています。これは特に欧州で顕著です。最も評価が低かったこの地域では、回答者の43%が、意思決定に貢献できるという考えに反対、または強く反対すると答えました。
朗報は、若者たちがより良い未来を築く力に大きな自信を持っていることです。83%が、世界的な課題を解決できると考えています。最近発表されたベルテルスマン財団の報告書では、欧州の若者の67%が、EUにとどまり、その改革に取り組むことが最善の選択肢だと考えていることが分かりました。
欧州にとってこの重要な時期に、これまでの成果を祝うことはもちろん必要ですが、未来にも目を向け、私たちが生きる世界を受け継ぐ若者たちの声を強めなければなりません。
民主的なプロセスだけでは、若者が自分の意見を表明するための手段として十分ではありません。また、欧州がどうあるべきかについて若者が意見を育むために、若者を結びつける汎欧州的な取り組みも不足しています。
未来の世代のために、未来の世代自身がより良い欧州を築く大きな好機が、今訪れています。だからこそ私たちは、欧州の新たな構想を形作ることに焦点を当てた特別なプラットフォームを立ち上げます。

この取り組みでは、欧州の若者が集まり、より良く、より強く、より現代的な欧州のためのアイデアを練ります。若者たちを、私たちのオンラインプラットフォームや、各地のグローバル・シェイパーズ・ハブ、そして今年後半に開催するブレインストーミングイベントでの議論に招きます。イベントでは、各国の政策立案者、変革をもたらす人々、グローバル企業、思想的リーダーにも参加してもらいます。
「欧州の新たな物語」についてのアイデアは、ダボスで開催する2018年年次総会の主要な欧州プログラムで発表されます。
議論に参加し、ともに欧州の新たな物語を築きましょう!

