偽造薬や低品質薬は、疾病対策の取り組みを妨げ、各国の保健制度に対する人々の信頼を損ない、ガバナンスに疑問を投げかけると、医薬品研究者らは木曜日に述べた。
適切に効かない医薬品の蔓延は「不信のスパイラル」を生み、公衆衛生制度の正当性を損なう。特に、犯罪者が摘発を逃れる場合にその傾向が強まると、研究者らは医学誌『ランセット』に掲載された報告書で述べた。
身元や出所が偽られた偽造薬や規格に満たない医薬品は、治療が効かなかったり疾病が広がったりすると危機を招き、ガバナンスや法執行機関への信頼喪失につながる可能性があると、報告書は述べた。
国連薬物犯罪事務所(U.N. Office on Drugs and Crime)のような規制機関の弱さが、この問題への取り組みをさらに困難にしているという。
医療制度への不信を招くだけでなく、偽造薬や粗悪な医薬品は三種類のリスクをもたらすと、著者のローレンス・O・ゴスティン、マルガレス・ンドモンド=シゴンダ、ダニエル・カーペンターは記した。
第一に、有害成分が含まれている場合がある。2008年9月には、毒物が混入した歯固め用シロップを飲んだナイジェリアの子ども84人が死亡した。
第二に、低品質の医薬品は効果がないため、予防可能な病気が悪化し、早期死亡につながるおそれがある。
第三に、抗生物質耐性を生み出すおそれがある。
先月、研究者らは、マラリア対策における主な脅威は偽造薬ではなく低品質薬であり、死亡を引き起こし、薬剤耐性のリスクを高めていることを明らかにした。マラリアでは年間約60万人が死亡し、その大半は子どもである。
本記事は、 トムソン・ロイター財団との協力により掲載しています。掲載は、世界経済フォーラムが見解を支持することを意味するものではありません。
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著者:ジョセフ・ドゥルソは、トムソン・ロイター財団のインターンです。
画像: 医薬品の錠剤とカプセルが、アルミ包装シートの上に並べられている。REUTERS/Srdjan Zivulovic。





