国連の報告書によると、火曜日、国際漁業で働く人のほぼ半数を女性が占めているものの、女性は5,000億ドル規模の業界で働きながら、男性の同僚よりはるかに低い賃金しか支払われないことが多く、時にはまったく賃金を受け取れないという。
国連食糧農業機関(FAO)の報告によると、世界では1億2,000万人を超える人々がこの業界で働いている。利益率の高い産業漁業や沖合漁業では男性が中心を占める一方、女性は船の清掃、加工その他の補助的な仕事に回されることが多い。
ほとんどの国は漁業に関する性別別のデータを収集していないため、男女間の賃金格差の詳細を把握するのは難しい。
しかし、FAOのある職員は、発展途上国で無給で働く女性の漁業従事者の数は「相当数」に上ると述べた。
魚製品の世界貿易額は年間1,400億ドルと推定されるが、加工を含む部門全体の価値は5,000億ドルを超える可能性が高いと、FAO上級職員のAudun Lem氏はメールで述べた。
同氏によると、発展途上国の輸出は世界貿易の半分強、年間700億ドル超を占める。
FAOの報告によると、賃金に関して最も大きなジェンダー格差があると考えられているのは、発展途上地域の小規模な伝統的漁業だが、大企業にもなお改善の余地が大きい。
FAOによると、世界の大手水産企業上位100社のうち、現在、女性がCEOを務めているのは1社のみである。これに対し、米国のFortune 100企業では、上級職の8%を女性が占めている。
乱獲や気候変動による漁獲量の停滞が、女性の漁業従事者の賃金をさらに押し下げていると、報告書は述べた。
この記事は、 The Thomson Reuters Foundationとの協力により掲載されています。掲載は、世界経済フォーラムが見解を支持することを意味しません。
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著者:Chris Arsenaultは、Thomson Reuters Foundationで世界の食料安全保障と農業政策を担当する記者。
画像:ムンバイの漁港にある卸売市場で魚を売る女性。REUTERS/Danish Siddiqui。
