女性がリーダーを務めるスタートアップであれば、ビジネスを立ち上げるうえで米国に勝る場所は公式には存在しない。意外ではないが、デルが委託した新たな世界規模の調査で、米国は女性起業家にとって最良の国に選ばれた。それに続くのがカナダで、オーストラリア、スウェーデン、英国がトップ5を締めくくる。最下位はバングラデシュ、パキスタン、インドである。
出典: Dell Global Women Entrepreneur Leaders Scorecard
31か国・地域を対象とした調査では米国がランキングの首位に立っているものの、依然として課題は多い。評価された5つのカテゴリー(ビジネス環境、リソースへのアクセス、リーダーシップ、パイプライン、成長の可能性)全体で、米国のスコアはわずか71%にとどまった。さらに、米国はビジネス環境のカテゴリーで最高点を獲得したものの、スタートアップのうち経営陣に女性がいるのは13%にすぎず、2014年にベンチャーキャピタルから資金を受けた女性経営の企業はわずか3%であった。
上級職に占める女性の割合に関しては、上場企業の女性CEOの数において、中国、ブラジル、マレーシア、ナイジェリアは米国より高い水準にある。また、ポーランド、ジャマイカ、ロシアでは上級管理職の35%以上が女性である一方、米国では25%にとどまる。
全体として、本調査対象となった31か国・地域のうち70%超が、女性起業家の成功に向けた基本的な条件の整備において、50%を下回るスコアだった。
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執筆者:アンナ・ブルース=ロックハートは世界経済フォーラムの編集者である。
画像:上海・浦東のオフィスの窓に映る女性。2011年9月22日。REUTERS/Carlos Barria

