欧州委員会が収集した最新データによれば、欧州連合(EU)ではLGBTの権利への支持が大幅に高まっている。このデータは、2015年の調査で、「 LGBTの人々に対する態度へのスポットライト」と題されたものであり、欧州委員会のより大規模な報告書「 2015年のEUにおける差別」の一部である。
2006年に実施された調査では、回答者のわずか44%が「同性婚はヨーロッパ全域で認められるべきである」という意見に同意していた。その数値はその後61%にまで上昇している。一方、回答者の71%が、ゲイ、レズビアン、バイセクシュアルの人々には異性愛者と同じ権利が与えられるべきだという意見に同意し、67%が、同性同士の性的関係には何ら問題がないという意見に同意している。
とはいえ、国ごとの支持の差は依然として大きい。上記の3つの見解に基づくLGBTの権利への支持が最も高かったのは、オランダ(96%)とスウェーデン(95%)であった。各見解について支持が4分の3を超えた他の国には、デンマーク(少なくとも87%)、スペイン(少なくとも84%)、アイルランド(少なくとも80%)、ベルギー(少なくとも77%)、ルクセンブルク(少なくとも75%)が含まれる。
最も顕著な支持の増加が見られたのはマルタである。同国は2012年にはLGBT市民の保護においてEU加盟国中最下位と評価されていたが、2015年には権利擁護団体ILGA-Europeにより総合3位に評価された。
執筆者:ドナルド・アームブレヒトはフリーランスのライター兼ソーシャルメディア制作者である。
画像:ブリュッセルLGBTプライドパレードで巨大な虹色の旗を掲げる参加者たち。REUTERS/Francois Lenoir

