ニカラグアは地域ランキングの首位に立ち、ラテンアメリカ・カリブ海地域で世界経済フォーラムの 『Global Gender Gap 2014 Report』で総合ランキングのトップ10入りを果たした唯一の国です。同報告書は本日発表されました。
同報告書は、女性が不利な状況に置かれないようジェンダー格差を縮小する各国の取り組みを、健康と生存、教育、政治、経済的平等の4つの主要分野において評価し、142カ国を順位付けしています。
近年、この地域は着実な改善を示しています。教育達成度ではジェンダー格差の99%超を解消し、北米、欧州、中央アジアとほぼ肩を並べています。
ニカラグア (142カ国中6位)は地域ランキングの首位で、世界総合ランキングでは2013年の10位から今年は6位に上昇しました。ラテンアメリカ・カリブ海地域でトップ10入りした唯一の国であり、3年連続でトップ10に入っています。
エクアドル (21位)は、過去9年間に地域内で経済参加スコアが最も大きく改善した国です。議会に女性をより多く登用するうえでも、最も大きな進展を遂げました。
キューバ (総合30位)はジェンダー格差の73%を解消し、教育、健康と生存の格差もほぼ解消しています。一方、女性の経済参加は平均を下回り、推定勤労所得には根強い男女格差が残っています。
アルゼンチン (31位)は過去1年間にジェンダー格差の縮小が進み、女性の議員、高級公務員、管理職が増えました。また、2006年以降、女性国家元首の人数に関して地域で最も大きな改善を記録しています。
バルバドス (33位)は、昨年と比べてランキングがやや下がりました。主な理由は、同等の仕事に対する賃金の平等性に関する認識がわずかに悪化したことと、初等教育の就学者における男女比が悪化したことです。
バハマ (35位)は、健康と教育の両方でジェンダー格差を完全に解消した世界でわずか8カ国のうちの1つです。経済参加と機会の分野でも世界トップ5にランクされています。
ペルー (45位)は地域内で大きく改善し、トップ10入りしました。世界総合ランキングでは2013年の80位から今年は45位へと大きく上昇しています。主な要因は、政治的エンパワーメントの格差が縮小したことです。
パナマ (46位)は地域ランキングで昨年の10位から上昇しましたが、世界総合ランキングでは昨年の37位から順位を落としました。
コスタリカ (48位)は、地域ランキングで昨年の6位から、世界総合ランキングで2013年の31位から順位を下げました。コスタリカの順位が下がるのは2年連続です。
トリニダード・トバゴ (49位)は地域ランキングで9位を維持し、健康と生存の分野で昨年から最も大きな絶対的改善を記録しました。
著者:Pearl Samandariは、世界経済フォーラムのジェンダー平等プログラムのマネージャーです。
画像:ハバナの海岸沿いの大通りを歩く女性。REUTERS/Desmond Boylan

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