ベルギーで初めて、男性が性差別で有罪判決

Belgian police officers stand guard in central station in Brussels, Belgium June 21, 2017. REUTERS/Eric Vidal - RC130E757EB0
A man has been convicted of sexism towards a female police officer in Belgium.Image: REUTERS/Eric Vidal
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「黙れ。女とは話さない。警察官は女性の仕事ではない」

ベルギーのある男性が、伝えられるところによると、交通違反で車を止めた女性警察官にこう言った。

この発言により、3,000ユーロ(3,724米ドル)の罰金が科された。公共の場での性差別を犯罪とする法律に基づく、同種の事件で初めての有罪判決となった。男性には、罰金を支払わなければ1か月間収監されると告げられた。

性差別を違法とする

この法律は2014年に導入された。同法は性差別を性別を理由に劣っていると示唆する発言や行為、誰かを「性的な側面だけで捉える」こと、または「侮蔑を表す」ことを意図した言動と定義している。

他者の尊厳を傷つけた場合、この法律に基づいて起訴される可能性がある。

ハレ・フィルフォルデ検察局の報道官ジル・ブロンドー氏は、警察官への脅迫や侮辱はよくあるが、「女性警察官を性別を理由に個人攻撃するのは特異なことだ」と述べた。

同氏は、事件の目撃者が多かったため、この法律を試すのに適した事例だったと説明した。

意識の変化?

有罪判決が出たのは11月で、ニューヨーク・タイムズ紙が報じたものの、注目を集め始めたのはつい最近だ。#MeToo運動が勢いを増すなかでの時宜を得た判決であり、3月8日の国際女性デーも性差別との闘いにおける新たな焦点となる。

フランスも最近、路上で女性に嫌がらせをした男性に300ユーロの罰金を科すと発表した。

性的嫌がらせを受けた女性の世界全体の統計を得るのは難しい。女性は声を上げることをためらうことが多く、正確な数をまとめるのはさらに困難になっている。アクションエイドが2016年に実施した世論調査では、インドの都市部に住む女性の79%、タイの女性の86%、ブラジルの女性の89%が公共の場で嫌がらせや暴力を受けたと報告された。

世界のジェンダー格差

平等を求める取り組みも、依然として実を結んでいない。

世界経済フォーラムの『グローバル・ジェンダー・ギャップ・レポート2017』は、世界全体のジェンダー格差解消に向けた進展が後退したことを示した。

Image: 世界経済フォーラム

現在の傾向が続けば、格差の解消には今後100年かかる見込みで、2016年の83年から延びている。

ベルギーは前年、144か国中31位で、2006年以降10位以上順位を落としている。実際、西欧の上位10か国にも現在は入っていない。

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