石油会社や公益事業者が再生可能エネルギーに参入する理由

THIS PICTURE IS 6 OF 25 TO ACCOMPANY INSIGHT "ELECTRIC-CAR/BIG OIL". SEARCH IN YOUR PICTURE SYSTEM FOR KEYWORD "ELECTRIC VEHICLES" TO SEE ALL IMAGES. (PXP310-334)A sign is painted on a parking space for electric cars inside a car park in Hong Kong January 29, 2012. Many of the headlines out of autoshows in the past couple of years have been captured by the launch of electric cars such as Nissan's Leaf, the Tesla sports car, plug-ins like General Motors' Chevrolet Volt, and the latest incarnation of the Toyota Prius. Other manufacturers including BMW, Rolls Royce and Porsche have presented electric-powered prototypes. On the basis of this, one could be forgiven for thinking the auto industry is betting big on electric power. Yet few auto executives share the optimism of Renault and Nissan chief executive Carlos Ghosn who has repeatedly said he sees electric vehicles making up 10 percent of all sales in 2020. A survey of 200 auto industry executives conducted by KPMG released on Monday gave an average forecast for electric vehicles to account for 6-10 percent of global auto sales in 2025, more bullish than oil companies BP and Exxon who expect electric cars to make up no more than 4-5 percent of all cars globally in 20-30 years. Picture taken January 29, 2012. To match Insight ELECTRIC-CAR/BIG OIL REUTERS/Tyrone Siu (CHINA - Tags: BUSINESS ENERGY ENVIRONMENT SCIENCE TECHNOLOGY) - GM1E8211OVW01
Oil and gas companies are now investing heavily in electric vehicle charging companies.Image: REUTERS/Tyrone Siu
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数十年にわたり、石油・ガス会社や公益事業者は電気自動車を軽視してきた。今、石油と電力を担ってきた大手企業が、「新たな燃料」産業の主導権を握ろうと乗り出している。

大きなビジネスになると見込まれている。マッキンゼーによると、新型電気自動車(EV)モデルが2025年までに350車種以上登場する。これは大衆市場への普及に必要な条件の一つだ。世界のガソリン需要は、電気自動車(EV)の普及と燃費向上により、2021年ごろにピークを迎えると見込まれている。エネルギー調査・コンサルティング会社のウッド・マッケンジーは、予測する。米国では、機器、設置、運営、サービスを含む充電インフラへの投資額が、2030年までに年間180億ドルを超えると。中国ではそのころ、EVによるエネルギー需要が3倍になると予想されている。

Image: アトラス

今、化石燃料の既存大手はこの市場への参入を目指している。今後数年間に見込まれる数百万台の電気自動車(EV)に電力を供給するため、必要な電力インフラに多額を投資し、あるいは outright 買収している。世界の車両に占めるEVの割合はまだわずか2.2% だが、昨年は記録的な約200万台のEVが販売され、急速な成長を遂げた。

まだ金額は大きくない。たとえば、シェルの再生可能エネルギーとEVへの10億ドルの投資は、年間設備投資額のわずか4%にすぎない。それでも急速に増えている。ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス(BNEF)によると、世界全体で2017年にクリーンエネルギーに投じられた額は3,340億ドルだった(PDF)。

BNEFによると、公共充電インフラはほぼあらゆる地域で急速に整備されており、参入企業の構成は地域ごとに異なる。欧州では公共充電インフラの79%を公益事業者と石油会社が運営している。米国では市場の62%をEV充電専業の事業者が担う。中国では機器メーカーが過半を占めている。

これまでのところ、最も大きく動いているのは欧州企業だ。直近では、ロイヤル・ダッチ・シェルが、EV充電ネットワーク向けのソフトウェアとサービスを提供する新興企業グリーンロッツを買収した。英蘭系の石油大手であるシェルは、バッテリー充電の最適化ソフトウェアと送電網の需給調整サービスを一つの充電プラットフォームに統合するグリーンロッツの技術を活用し、北米でのEV事業の「基盤」を築くとしている。BNEFによると、同社はこうした取引に年間約10億ドルを投じており、西欧での充電ステーション3万基の買収や、2018年のEV充電スタートアップ、アンプルへの3,100万ドルの投資などが含まれる。

昨年、フランスのトタルは締結した。EV充電ソリューションを提供するG2モビリティとの取引に加え、ダイレクト・エネルジーを17億ドルで買収し、フランスの大手電力小売事業者にもなった。ロイターによると、トタルは最終的に、現在総資産の5%を占める「低炭素エネルギー資産」の割合を2035年までに20%へ引き上げることを目指している。欧州の大手石油会社の大半は今や、再生可能エネルギー、電力取引、エネルギー貯蔵、小売電力販売、送電網管理、またはEV充電に関わっている。

「欧州では、公益事業者と石油・ガス会社の境界が少し曖昧になってきている」と、BNEFのコリン・マッケラッハー氏は2月4日、同グループのサンフランシスコ・サミットで語った。「欧州の石油・ガス会社は、この分野の今後を見据え、乗り遅れないようにしたいと考えている。……これは単なる下振れリスクへの備えではない」

米国では状況が異なる。シェブロンやエクソンモービルなどの企業は、公益事業者の従来の領域に少しずつ進出し始めたところだ。ピッチブックによると、昨年シェブロンは、独立所有の充電スポット網を運営し、評価額が15億ドルのチャージポイントによる2億4,000万ドルの資金調達ラウンドに参加した。公益事業者のアメリカン・エレクトリック・パワーとドイツの自動車メーカー、ダイムラーも石油大手とともに出資した。

最も積極的なのは米国の公益事業者で、多くが自動車会社と直接提携している。パシフィック・ガス・アンド・エレクトリック、サザン・カリフォルニア・エジソン、サンディエゴ・ガス・アンド・エレクトリック、ニュージャージー州のPSE&Gは自動車メーカーと提携し、BMW、日産などのブランドに数千ドルのリベートを提供している。カリフォルニア州のパシフィック・ガス・アンド・エレクトリック、ニューヨーク州のコンソリデーテッド・エジソン、米南東部のデューク・エナジー・カンパニーをはじめ、ほぼ全州をカバーする企業が、EV税額控除の延長を求めて議会に働きかけている。パシフィック・ガス・アンド・エレクトリックは州内各地で投資を進め、数千基の急速充電ステーションを整備している。

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