ケニアの砂ダムは信頼できる水源となり得るか

ケニアの砂ダムは信頼できる水源となり得るか
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レミシャミ村で市場が賑わう日、レティリア・レクラ氏は、石垣が横切って築かれた乾いた砂の川床へヤギを追っていきます。同氏が近くの茂みから木製の水槽を引き出し、砂を掘り始める間、動物たちは辛抱強く待ちます。

約5分後、レクラ氏は水が跳ねる音を耳にします。その音はヤギたちにとってすっかり馴染みのものになっており、同氏が砂の穴から水をすくい、飲ませるために水槽に入れると、ヤギたちは同氏の周りに集まってきます。

ケニア東部の乾燥地帯にあるイシオロ町から115キロメートル(71マイル)離れたオル・ドニロ区のレミシャミ村の牧畜民にとって、砂ダムは命綱です。

ラープ川を横断して築かれたこの単純な壁は、近隣の山脈から流れ下る水と土砂を受け止めます。壁の周囲に砂がたまるにつれ、水を閉じ込め、乾季の大半を通じてそれを保持します。

自然の池や川が干上がってから数か月が過ぎても、砂ダムは信頼できる水源であり続けています。

数年前までは、村人たちはエワソ・ンギロ川の年間を通じた流れに頼ることができました。しかし現在は、上流の地域社会が農業のためにより多くの水を使うようになったため、川は3月から8月にかけてほぼ消滅しています。この地域の降雨は不規則すぎて、川の水量を維持できません。

「一年の大半は乾燥が続いています」とレクラ氏は語りました。「雨は予測がつきません。近頃は、雨が非常に激しい一方で、数日しか続かないのです。」

レクラ氏の村は、イシオロ郡適応基金(ICAF)の一環として砂ダムを整備しました。このプロジェクトは U.K. Department for International Development から、ロンドンに拠点を置く International Institute for Environment and Developmentを通じて資金提供を受けています。

2012年に設立された同基金は、水ストレス地域に分類されているオル・ドニロの住民と協力し、彼らが直面する課題を把握しました。

イシオロの地域社会が水不足問題の解決策として砂ダムを提案した後、同基金は、乾燥した郡全体で、510万ケニア・シリング(50,000ドル)の費用をかけ、12基の砂ダムを建設および改修しました。

レミシャミの砂ダムは非常に効果的であるため、牧畜民は、水を求めて毎年、世帯、すなわちマニャッタを移動させる必要をもはや感じていません。住民によると、子どもたちは学校に通い続けられ、女性は家族のための水を求めて30キロメートルを歩く必要がなくなったということです。

砂ダムではコミュニティのすべての牛を賄うには水が不足しており、牛はより遠方の放牧地に移されています。一方、村人は、乳と肉を得るために、家でヤギを数頭飼うことができます。

「今やマニャッタと学校は定住しています」とレクラ氏は語りました。「私たちは世帯、学校、ヤギに十分な水があり、家畜に水を与えた後、市場で食料を買う時間もあります。」

水を集める

イシオロ郡の水道省の技術者、ジュニウス・ンジェル氏によると、同地域の他の複数の区と同様、オル・ドニロには相当な地下水がなく、毎年の降雨量はわずか300~350ミリメートル(12~14インチ)です。

しかし、同区は地理的に恵まれた面もあります。雨の多いニャンダルア山地から流れてくる洪水の終点なのです。山地に雨が降るたびに、あふれた水と土砂が、この地域の乾いた川床へと流れ込みます。

通常、洪水はオル・ドニロに到達するとすぐに消えてしまうとンジェル氏は述べました。しかし現在は、この地域の一部の川床を横切る砂ダムが、雨季に水を受け止め、乾季を通じてその水を保持しています。

高さ1.5メートル(5フィート)、幅1メートル(3フィート)のレミシャミの砂ダムは、約5万立方メートル(170万平方フィート)の水を貯留しており、専門家によると、これで5つの村を3か月間支えられるはずだということです。

「砂と一緒に水を貯めることで蒸発速度が下がるため、開けた場所よりも水が長持ちします」とンジェル氏は説明しました。

砂は、水がダムに到達した際の浄化にも役立ちます。「砂は、通常の水供給における活性炭のような働きをします」とンジェル氏は語りました。「水は濁った状態で流れ込んできますが、砂の中を通過する際にろ過されるのです。」

レクラ氏は、砂ダムが自身の地域社会、家畜、そしてこの地域の野生動物に信頼できる水をもたらしていることに感謝しています。しかし、同氏は水を探すのに苦労した時期を覚えており、もうすぐ雨が降らなければ、砂ダムでさえ干上がってしまうのではないかと懸念しています。

ンジェル氏は、牧畜民は心配する必要はないと述べています。ダムは、レミシャミ村周辺の乾燥地帯の雨ではなく、湿潤な山地の雨に依存しているからです。

「上流から雨水が川へ流れ込んでいる限り、砂ダムには常に水があります」と同氏は語りました。

本記事は、 Trust.org(Thompson Reuters Foundation) との協力により掲載されたものです。掲載は、世界経済フォーラムによる見解への支持を意味するものではありません。

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著者:ソフィー・ムブグア氏は、ケニアのナイロビを拠点とするジャーナリストです。

写真:ナレポ小学校の男子生徒が、プラスチックボトルや缶に集めた水を運んでいます。REUTERS/Noor Khamis。

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