ナイジェリアの永続的な平和に教育が不可欠な理由

Daily life continues to be a struggle in Nigeria.
Image: REUTERS/Paul Carsten - RTS105RA
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2歳のビントゥ・ムスタファは、ナイジェリア北東部で今まさに進行している、表面化していない人道的大惨事を象徴する存在だ。飢えでやせ細り、腹部が膨らんだビントゥの命は、手に差し込まれた栄養点滴にかかっている。動く力もない彼女は、ボルノ州の州都マイドゥグリにあるセーブ・ザ・チルドレンの緊急栄養診療所で治療を受ける30人の子どもの一人だ。ここは、ボコ・ハラムの反乱を終わらせようとするナイジェリア政府の軍事作戦によって、最も深刻な被害を受けている地域である。

援助国の関係者がオスロに集まり、会議でナイジェリア北東部への支援を動員しようとしている。これほど重大な局面はめったにない。ビントゥのような何万人もの子どもにとって、文字どおり生死を分ける時だ。オスロで成果が上がれば、何百万人もの弱い立場にある人々に希望と回復の見通しをもたらせる。失敗すれば命が失われる。

危機の規模は、国際社会にまだ十分認識されていない。ナイジェリア北東部の人道危機は、1960年代のビアフラ飢饉以来、同国で最も深刻なものだ。ナイジェリア軍がかつてボコ・ハラムの支配下にあった地域へ進攻するにつれ、200万人を超える人々が避難を余儀なくされた。軍が領土を奪還するにつれて、これまで隠れていた深刻な困窮地域が次々と明らかになっている。

ボルノ州、アダマワ州、ヨベ州だけで、1,400万人を超える人々が緊急の支援を必要としている。農民が土地を離れ、生計が立ち行かなくなり、経済も縮小するなか、その数は急増すると見込まれる。もともと貧困率が高く、すでに50%を超える水準にある北東部では、紛争と避難の影響がさらに深刻化している。

いつものように、最も大きな打撃を受けているのは子どもたちだ。ビントゥ・ムスタファのような子どもは、幸運なほうである。母親は、ボコ・ハラムから最近解放された地域からマイドゥグリの栄養診療所まで、2週間かけて彼女を運んだ。

助からない子どもも多い。飢え、下痢、肺炎による死亡率が急上昇している。重度の急性栄養不良に直面する子どもは約50万人に上り、そのうち30万人はボルノ州だけで暮らしている。一部地域では飢饉に似た状況が生まれつつある。効果的な対応がなければ、今年は平均して1日あたり約200人の子どもが命を落とす可能性がある。

急激に悪化しているのは栄養指標だけではない。ナイジェリア北東部で生まれた子どもたち、特に女の子たちは、世界でも特に限られた教育を受ける機会しか得られない。ボルノ州では、初等教育を修了する子どもは半数に満たない。同州の農村部の女子が受ける教育は、平均して2年にも満たない。

紛争、教育インフラの破壊(約1,200校が破壊された)、そしてボコ・ハラムによる児童生徒への攻撃が重なり、50万人の生徒が学業を断念せざるを得なくなった。最も悪名高いのは、2014年にチボクで276人の女子生徒が拉致された事件である。

これはナイジェリアの将来に関わる問題だ。同国では1,000万人の子どもが学校に通えておらず、その数は世界のどの国よりも多い。そのうち60%が北東部に暮らす。教育によって得られる機会をこうした子どもたちに与えられなければ、彼らは貧困の連鎖に閉じ込められる。成長が阻まれ、生計が弱まり、過激派組織が勧誘するのに都合のよい土壌が生まれる。

ナイジェリア北東部の危機への対応は、あまりにも不十分だった。昨年、援助国の関係者や国連機関は、危機が求める緊急性をもって行動できなかった。国連の人道支援要請に対する資金拠出は半分にも満たなかった。一方、景気後退に苦しんだ前ナイジェリア政府は、十分な資源を動員できず、国際支援を求めるのも遅かった。

オスロ会議は新たな出発の機会となる。緊急に取り組むべき優先課題は3つある。

第一に、援助国は拠出を約束する必要がある。今必要なのは、支援を必要とする人々のうち約700万人に届けるための10億ドルだ。効果的な人道支援には、栄養、生計、食料安全保障への必要な投資を支える、予測可能で確実な資金が欠かせない。会議の共催国の一つであるドイツは、特に英国と米国をはじめとする主要援助国と協力し、人道支援の幅と規模を広げるべきだ。

第二に、ナイジェリア政府は取り組みを強化しなければならない。期待できる兆しもある。ムハンマドゥ・ブハリ大統領の政権は、最も有能な閣僚の一人であるザイナブ・アーメドを人道支援対応チームの責任者に据えた。景気後退にもかかわらず、当局は北東部への人道支援として約10億ドルを割り当てることも約束した。この約束を実行に移し、地域が長年置かれてきた周縁化を終わらせるための計画を整えることが極めて重要だ。

第三に、教育の軽視を終わらせなければならない。ボルノ州知事のカシム・シェッティマは、イスラム学者であり、自ら「西洋教育」と呼ぶ教育の恩恵を受けたと語っている。今年、教育分野の再建を州予算で最も大きな優先課題に据えた。世界銀行も評価に値することに、1億ドルの基金を設け、ナイジェリア北東部の教育再建を支援している。それでも国連機関や援助国は、人道支援要請から事実上、教育を締め出してしまった。

これほど近視眼的な対応は考えにくい。経済的機会を奪い、破壊することが反乱の核心にあった以上、教育への投資ほど平和の配当をもたらす確かな方法はない。だからこそ、国連教育担当特使のゴードン・ブラウンは、紛争の影響を受けた国々の教育を支援する新たな世界基金の設立を適切にも呼びかけている。

ビントゥ・ムスタファのような子どもたちの命を守ることが、何より差し迫った課題だ。教育を通じて彼らが成長できる機会を与えることこそ、永続的な平和を築く唯一の確かな基盤である。

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