英国は水曜日、月経のある被収容者が「尊厳をもって扱われる」よう、女性受刑者およびトランスジェンダー男性の受刑者全員に生理用品を無料で提供すると発表した。
内務省(内政を担当する省)は、法律を改正すると述べた。これにより警察は、女性の被収容者一人ひとりに対し、無料の生理用ナプキンやタンポンが必要かどうかを、可能な限り早い段階で尋ねることが義務づけられる。
政府によると、すべての被収容者は、健康や福祉、衛生上のニーズについて、同性の警察職員と個別に話せるようにもなる。
内務省はトムソン・ロイター財団に対し、トランスジェンダー男性の被収容者も生理用品を求めることができ、希望する性別の職員と個別に話せるようになると述べた。
「拘束された人は誰もが尊厳をもって扱われ、個人的なニーズが満たされるべきだと、私は明確にしてきた」と、警察担当相のニック・ハード氏は声明で述べた。
拘束環境の改善に取り組む独立拘束施設訪問協会(ICVA)は、一部の女性が下着を含むすべての衣服を脱がされ、生理用品もないまま警察の留置場で紙製のつなぎ服を着せられていたと述べた。
法務省の統計によると、英国では2018年、女性の被収容者は約3,760人で、刑務所人口全体の5%未満を占めていた。
「今回の変更により、女性の被収容者のニーズに対応し、被収容者がトイレを使うための基本的なプライバシーと生理用品へのアクセスを確保するとともに、警察の留置環境で尊厳が守られるようになる」と、ICVAの責任者ケイティ・ケンペン氏は述べた。
「難しい会話を切り出せない、あるいは安価なタンポンがないという理由で、出血したままにされる被収容者がいてはならない。今回の変更で、そうした事態は確実に防げるはずだ」と、同氏は声明で述べた。
難民申請者など、支援を必要とする女性に生理用品を提供する慈善団体「ブラッディ・グッド・ピリオド」の創設者、ギャビー・エドリン氏は、生理用品をぜいたく品とみなすべきではないと述べた。
「犯罪を犯したかどうかにかかわらず、どこにいても尊厳をもって生きることは人権です」と、同氏は電話インタビューで語った。
「これをぜいたく品と考えるのは、もうやめるべきです。人口の半数が経験することなのです。性別にも左右されません。」
英国は3月に世界規模の「生理の貧困」基金とタスクフォースを立ち上げた。2050年までにすべての女性と少女が生理用品を入手できるようにし、月経にまつわる偏見に取り組むことを目指す。

