世界大学ランキング2025:エリート大学の国際化が加速

The University of Oxford, first in the World University Rankings
The University of Oxford is first in the World University Rankings 2025.Image: Korng Sok on Unsplash
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  • かつて世界大学ランキングは英国と米国が席巻していました。

  • 2025年の世界大学ランキングは、はるかに国際色豊かになっています。

  • 今やグローバルサウスの存在感が大きく高まっています。

世界大学ランキングが初めて登場した20年前、これはまさに英国主導の取り組みでした。世界規模の大学ランキング表の創設は、英国産業連盟の元事務局長で、かつて大英博物館の理事長も務めたリチャード・ランバートが、2003年に英国政府へ提出した報告書で初めて提言しました。

彼のランバート・レビューは、大学と企業の連携について、「世界の研究集約型大学のトップを並べたランキング表があれば、政府は研究資金投入の取り組みを評価できる」と説明しました。その背景には、「英国が世界のトップと競える機関を一定数確保できるよう、大学研究に資金を提供するのが政府の方針である」という事情がありました。

「ランバート・レビュー」から11カ月後の2004年11月、英国を拠点とするタイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)は、初のTHE世界大学ランキングを発表しました。ランバートが英国政府に求めた確証は得られました。初版では、世界トップ10にオックスフォード大学とケンブリッジ大学の2校が入り、全200校のうち英国の大学は30校でした。これはランク入りした大学全体の15%に当たります。米国は全体の31%を占め、200校中62校がランク入りしました。その中にはトップ10の7校とトップ4すべてが含まれ、ハーバード大学が首位でした。

トップ10では今も英国と米国が優勢

20年が経った今、ランキング最上位は2004年当時と驚くほど似ており、英国と米国が依然として上位を占めています。一方で、THE世界大学ランキング2025年版は、世界の大学セクターが大きく異なり、よりダイナミックになったことを示しています。知識とイノベーションをめぐる地政学的競争も、はるかに激しくなっています。

Image: タイムズ・ハイヤー・エデュケーション

ランキングは活気に満ちた多様な世界の研究コミュニティを映し出しています。世界各地で質の高い研究を発表する大学が大幅に増え、大陸間で卓越性がより均等に分布しています。また、優勢な西側と台頭する東側の間で卓越性の水準が世界的に底上げされ、グローバルサウスも着実に存在感を高めています。

ランキング対象は2004年の200校から、2025年には2,000校超に拡大しました。米国は対象機関全体の8%を占め(2004年の31%から低下)、英国は5%です(同15%から低下)。2025年版の対象国は115カ国で、2004年の29カ国から増えました。インドはランク入り大学数が107校となり、英国と並びました。中国は94校、香港は6校がランク入りし、パキスタンは47校です。

アフリカの順位が上昇

研究基盤を整え、研究生産性を高め、世界のトップと競おうとする機関が増え、アフリカの存在感が急速に高まっています。ナイジェリアは世界ランキングに大学を6校加え、合計21校となりました。北部のエジプトは7校増やし、35校に達しました。

世界ランキングに初登場した国は7カ国です。バーレーン、コンゴ民主共和国、モンゴル、パラグアイ、ルワンダ、シリア、ウズベキスタンの大学が、世界の研究で競い始めています。

初のランキングから20年の間に、世界の研究エリートに名を連ねる大学を擁する国は大幅に多様化しました。それだけでなく、従来優勢だった西側諸国に挑む好成績も急増しました。

2025年のトップ200の構成は示唆に富んでいます。

Image: タイムズ・ハイヤー・エデュケーション

2025年、トップ200には米国の大学が55校入り、2004年の62校から減少しました。英国は25校で、同30校から減っています。

目先の状況を見ると、他の西側の有力国も圧力にさらされています。オランダでは、トップ200入りした11校のうち7校が2025年版で順位を落としました。研究資金の大幅削減と国際化の抑制に直面する同国は、デルフト工科大学が48位から56位へ後退したことで、トップ50の地位を失いました。オーストラリアのトップ200入り大学は現在わずか10校で、2021年には12校でした。残る10校のうち8校も今年順位を下げています。

この教授はChatGPTに大学のコース設計を依頼しました。その結果は以下の通りです。
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極東のランク入り大学が増加

対照的に、極東は好調です。中国はトップ200に13校を擁し、2000年代の大半における2校から増えました。香港もランク入り大学が4校から6校に増えています。

中国の北京を代表する有力大学、清華大学と北京大学は今年、世界ランキングでそれぞれ過去最高の12位、13位に入り、エリート校が集う世界トップ10にますます近づいています。香港の大学も順位を上げ、トップ100内の地位を固めています。香港中文大学は53位から44位へ上昇してトップ50入りし、35位を維持する香港大学に迫っています。

シンガポールの世界的な研究大学2校が、初めて世界トップ30に入りました。シンガポール国立大学は前年の19位から17位へ上昇。過去10年間で世界でも特に急上昇した大学の一つである南洋理工大学は、32位から30位に上がりました。韓国は現在、トップ200に6校を擁し、2004年の3校から増えています。

中東でも順位が上昇

さらに、2025年版ではトップ200に目を引く初登場がいくつかありました。中東では、サウジアラビアのキング・ファハド石油鉱物大学が176位に入り、同国から初めて世界トップ200入りを果たしました。他のサウジアラビアの大学も順位を大きく上げています。アラブ首長国連邦も初めてトップ200入りを果たし、アブダビ大学が191位となりました。同国のトップ5大学はいずれも順位を上げました。

南米では、ブラジルがトップ200入りを果たし、サンパウロ大学が199位となりました。

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