ニカラグア、フランス、アイスランドがジェンダー格差を解消する最初の国に

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ニカラグア、フランス、アイスランドは、ジェンダー格差を解消する最初の3カ国となる見通しです。現在の進捗率が続けば、この3カ国は2050年までにジェンダー平等を実現します。

ジェンダー格差の解消とは、健康、教育、仕事、政治的代表の分野で、女性が男性と同等の機会を得られることを意味します。

1. ニカラグア
世界経済フォーラムの『世界ジェンダー・ギャップ報告書2018』によると、ニカラグアは、国内のジェンダー不平等が現在のペースで縮小し続ければ、16年以内に格差を完全に解消すると予測されています。ラテンアメリカのこの国は、今年の指数で1つ順位を上げて5位となり、男女間で記録された格差の80%をすでに解消し、他のどの国よりも速いペースで進んでいます。

ただし、各国が比較的容易な改善を達成した後、真にジェンダー平等な社会を築くという難しい課題に直面すると、進展が鈍化したり停滞したりする可能性がある点に留意が必要です。例えば、ニカラグアは議会に占める女性の割合が世界で最も高い国ですが、女性の参画率を0%から10%に引き上げるほうが、40%から50%に引き上げるよりも比較的容易です。

政治的エンパワーメントは、各国のジェンダー格差を判断するために報告書が用いる、4つの主要な加重指標の1つです。各国は、経済参加と機会、教育達成度、健康と生存における不平等についても評価されます。

Image: 世界経済フォーラム

ニカラグアがジェンダー平等に向けて急速に前進した結果、指数対象の149カ国中、政治的エンパワーメントでは2位、健康と生存のサブ指数では同率1位となりました。

2. フランス

フランスは、前回の報告書以降に大きく進展し、22年弱でジェンダー平等を達成する見通しです。ニカラグアより6年遅い計算です。

教育達成度のサブ指数で同率首位に立つほか、フランスでは議会に議席を持つ女性の数が増え、男女間の賃金格差も縮小しています。

議員らは最近、フランスの街頭で性差別的、侮辱的、または威圧的な発言や行為をなくすことを目指し、路上でのハラスメントを禁じる厳しい新規則を施行しました。

3. アイスランド
総合指数で首位に立ち、10年間その地位を維持しているアイスランドですが、ジェンダー格差の解消にはフランスより2年長くかかると予測されています。

北欧の島国であるアイスランドは、男女間の格差の85%を解消し、あらゆる国の中で男女間の不平等が最も小さい国となっています。

アイスランドは、指数の中でも改善が特に速い国の1つであり続けています。政治的エンパワーメントで先頭に立つ一方(議会に占める女性の割合は最近低下しました)、男女間の賃金格差は他国より小さくなっています。


改善が急速に進むその他の国

ほかにも3カ国が、2050年までにジェンダー格差を解消する見通しです。現在の傾向が続けば、ジェンダー平等の達成までにスロバキアは24.7年、ナミビアは25.7年、ボリビアはその数年後と予測されています。

世界のジェンダー不平等を減らすためには、まだ取り組むべきことがありますが、これらの国々は正しい方向へ大きく前進しています。

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