医学部卒業を目指したシリア難民の決意、その感動的な物語

A Warwick University graduate holds a degree certificates on the day of a graduation ceremony in Warwick, Britain July 17, 2017. Picture taken July 17, 2017. REUTERS/Russell Boyce - RTX3C38L
Tirej Brimo, a refugee who fled the Syrian war, overcame difficulties to graduate from St George's University of London.Image: REUTERS/Russell Boyce
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10年、4カ国、4つの医学部、そして21軒の家を経て、シリア内戦から逃れた難民のティレジ・ブリモは、ついに医師となった。

アレッポの大学で医学部を卒業するまであと10カ月という時に、ブリモは戦争のため2012年に故郷を離れることを余儀なくされた。中東各地を転々とした後、2013年に英国に到着した。

先週、ロンドンのセント・ジョージズ大学を卒業した。複数の医学部に入学を断られた末のことだった。現在はイングランド北部の国民保健サービス(NHS)で研修医としてのキャリアを歩み始めている。

ブリモは喜びをFacebookへの投稿で表し、自身によれば、その投稿は拡散し、1,000回以上シェアされた。

「戦争は、情熱や愛以外のすべてを奪うことがあります。夢を諦めず、自分らしさを失わないために、私はただ人生の不公平さを拒みました」と、27歳のブリモはトムソン・ロイター財団に語った。

難民として、すべてを失うとはどういうことかを知っており、医師に欠かせない資質である思いやりの大切さも理解していると、彼は語った。

ブリモは、どこであろうと「人類に貢献する」ことを望んでいる。

「シリアにも英国にも愛着を感じています。シリアは毎日、私の心を引き裂く悲しみです。英国は私を愛し、迎え入れ、信じてくれた場所です。地域社会に貢献し始めるのが待ちきれません」と彼は語った。

学業を支えるため採血技師として働いていたブリモは、当初、言語が最大の難関だったと語った。アラビア語での学習から英語での学習に切り替えなければならなかったためだ。

「友人たちが1時間勉強する間、言葉の壁を埋めるために私は2時間勉強していました」と彼は語った。「英語が大好きです!」ブリモはロンドン市長のサディク・カーンから称賛を受けた。

「シリア難民のティレジ・ブリモ医師、卒業おめでとうございます。ロンドン市民は、私たちの街で医師として卒業したことを誇りに思います」とカーン市長はツイートした。

ブリモは、他の難民にも同様の機会と支援が与えられることを願っている。

「ある人がかつてこう言いました。人生とは嵐が過ぎ去るのを待つことではなく、雨の中で踊る方法を学ぶことだ、と。戦争を経験することがどれほどつらいか、私は知っています。伝えたいのは、自分を諦めないで、夢を諦めないで、ということです……いつかきっと、たどり着けます。」

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