中国はいかに水危機に立ち向かっているか

中国はいかに水危機に立ち向かっているか
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あまりに大きくて、取り組んでも何も変えられないと思ってしまう問題を想像してみてください。実際に変化を起こせるとしたら、どんな気持ちになるかも考えてみてください。私たち Thirst4Waterでは、それができます。

大規模な教育プログラム、ソーシャルメディア、啓発キャンペーン、賢明なパートナーシップ、そして何十万人もの若者の動員を通じて、水の使い方や消費のあり方を変えています。

水は、私たちの地域社会と経済を支える基盤です。毎日使い、買い、消費するあらゆるものを作るために使われています。食べるものから、ノートパソコンを動かす燃料まで、すべてです。それにもかかわらず、私たちは自然が水を補充できるよりも速いペースで水を使っています。専門家の予測では、その結果、今後15年以内に3人に2人が、水の需要が供給を上回る状況で暮らすことになります。

私たちの拠点である北京では、今後16年以内に水が枯渇すると予測されています。

数年前、世界経済フォーラムのサマー・ダボス会議で、フォーラムのヤング・グローバル・リーダーズ・コミュニティに所属する、行動力のある若手起業家たちがこの問題の解決に挑むよう求められました。危機を理解し、協力して問題解決に取り組む、水を賢く使う新世代の若者を育てることが課題でした。

世界でも特に急速に成長する消費経済の一つである中国を拠点に、水危機への認識を高め、広い視野と好奇心を持つ若いオピニオンリーダー(全員が14歳から24歳)からなるコミュニティを築くため、私たちは登録慈善団体Thirstを設立しました。彼らが変化を主導できるようにするためです。目標は、水を賢く使う新世代の消費者を育てることでした。世界の水資源を保全し、守るために行動する意欲のある若者たちです。

2012年3月の設立以来、中国の学生3万人が私たちの教育プログラム「ウォーター・エクスペリエンス」を修了し、オンラインでのメッセージは2億5,000万人を超える人々に届きました。ギネス世界記録を達成し、中国各地の学校や大学に67のクラブを設立しました。また、InditexやLevi Strauss & Coなど世界有数の消費者向けブランド、さらにユネスコやポールソン研究所などの財団と協力してきました。

2014年10月14日、中国政府とのパイロットプログラムを開始しました。中国の学校で導入できるよう、水の持続可能性に関するカリキュラムを共同で作成しています。

ごく短期間で成し遂げたことを大変誇りに思いますが、まだやるべきことがあります。2015年には、WPPの支援を受けた取り組み「ウォーター・ヒーローズ」を開始します。個人、学校、クラブ、グループ、地域社会、企業、組織に、水の節約や使用量の削減につながる行動を少なくとも一つ実践するよう呼びかけます。

学校、クラブ、個人はすでにこのプログラムへの賛同を表明し、資金や認知度を高めること、あるいは自ら活動を行うことを約束しています。地域の公園での啓発キャンペーンや川の清掃から、シャワーの時間を短くすることまで、さまざまな取り組みが含まれます。

私自身は、水危機への認識を広め、世界各地の村に暮らす若者30万人に清潔な水を届ける支援金を集めるため、1年で5つの砂漠を横断する1,250 kmの距離を走る初の女性になると誓いました。

5年前、ヤング・グローバル・リーダーズのコミュニティに加わったとき、何千人もの中国の若者の人生に影響を与え、水不足に立ち向かうために協力している彼らの成果をこのブログで紹介することになるとは、想像もしていませんでした。

今、私たちは「世界へ」と活動を広げ、取り組みを支援してくれる人々をフォーラムのコミュニティを通じて探しています。協力できるブランドや組織、活用できる既存のプロジェクト、そして発展を導いてくれる専門家です。世界的な運動の実現に向けて、着実に進んでいます。ヤング・グローバル・リーダーズの力と世界経済フォーラムの支援があれば、世界の水危機に一石を投じられるかもしれません。

著者:Mina Guliは、 Thirstの創設者兼最高経営責任者です。2010年に世界経済フォーラムのヤング・グローバル・リーダーズのコミュニティに加わりました。

画像:2006年8月16日、中国南西部の重慶市で、干上がった川床を歩く女性。REUTERS/China Daily

これは、世界経済フォーラムの ヤング・グローバル・リーダーズ・コミュニティの発足10周年を記念する連載記事の一つです。

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