この地図が示す、米国に混乱をもたらす気温上昇

A girl keeps cool in a park fountain during hot weather in Los Angeles, California, U.S. July 6, 2017. REUTERS/Lucy Nicholson - RTX3AE02
NASA scientists are amongst researches saying that Earth is warming at an unprecedented pace.Image: REUTERS/Lucy Nicholson
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1900年代初頭以降、米国のすべての州で平均気温が上昇し、次の現象がより頻繁に起きている。極端な暑さの夏、長期化する山火事のシーズンやアレルギーの季節、農作物と家畜の生産の減少、そして熱帯性の病気の拡大である。

これは、新たな報告書によるものだ。米国立気候データセンター(NCDC)は、1900年以降の米国の気温変化を調査した。NCDCは、入手可能な最新データである2011年から2014年までの各州の平均気温を算出し、20世紀の平均と比較した差を求めた。

NASAの科学者をはじめ、多くの ほかの研究者たちは、地球は過去1,000年間に例のないペースで温暖化していると述べている。

過去3年間は観測史上最も暑く、2017年には、カリフォルニアからベトナムまで、一部の地域で気温がすでに史上最高に達した。2050年代までに、ニューヨーク市では発生する可能性があり、年間最大7回の熱波に見舞われ、最高気温が華氏90度以上となる日が約60日に及ぶこともあり得る。これは同市の現在の状況の2倍にあたる。

この現象は主に気候変動の兆候であり、その進行は化石燃料の燃焼による二酸化炭素排出によって加速している。6月28日に公開された公開書簡で、元国連気候変動担当責任者のクリスティアナ・フィゲレス氏や物理学者のシュテファン・ラムストルフ氏を含む著名な科学者と外交官6人は、気候変動の最悪の影響が現れるまで、世界に残された時間はおよそ3年だと記した。

排出量を2020年までに恒久的に削減できれば、世界の気温が不可逆的な閾値に達するのを回避できる可能性が高いと、彼らは記した。影響には次のものが含まれる。急速な森林破壊、海面上昇による洪水、農業を壊滅させ、人口の大多数が暮らす沿岸地域の生活に影響を及ぼしかねない予測不能な天候の変化だ。

Image: Business Insider

上の地図が示すように、大半の州では平均気温の上昇幅は20世紀以降わずか約1~2度にとどまる。それほど大きくないように思えるかもしれないが、米国ではすでに気候変動の影響が現れている(前述のような影響だ)。

2015年に成立したパリ協定は、世界の気温上昇を2度以内に抑えることを目指している。科学者によれば、この閾値を超えると地球に壊滅的で不可逆的な影響が及ぶ。2019年に協定を離脱すると見込まれている米国は、2025年までに国内の排出量を2005年比で26%削減する目標を掲げた。

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