グレタ・トゥーンベリは、世界を変えようと闘う若い世代の一人です。
初めて、10代の変革者グループがダボス会議に参加します。
銃による暴力から気候変動まで、彼らの声に耳を傾けなければなりません。
気候危機への取り組みから差別との闘いまで、世界中の若者が自らの未来を自分の手で切り開いています。
地球の未来は彼らの未来でもあります。だからこそ、彼らが声を届ける場を設けることが、これまで以上に重要です。
世界経済フォーラムの歴史上初めて、世代間の協力を促すため、ダボス=クロスタースで開かれる年次総会に10代の変革者たちを迎えます。彼ら10人をご紹介します……
オータム・ペルティエ、15歳

カナダ出身のオータムは、オンタリオ州北部のウィークウェミコング・ファースト・ネーションに属するイーグル・クランのアニシナーベクウェです。8歳のとき、産業活動や石油パイプラインによる汚染のために水を飲めないファースト・ネーションのコミュニティがあると知って以来、「水の戦士」として活動しています。2019年、オータムはアニシナベク・ネーションから水問題担当委員長に任命されました。同組織はオンタリオ州の40のファースト・ネーションを代表しており、その多くは安全な飲料水を確保できていません。委員長として、居留地を訪問し、アニシナベク・ネーションの指導者と会い、先住民の権利や水の権利について国際的に発信しています。
以下のリンクから、オータムの活動をご覧ください:
共通の未来への道を切り開く 2020年1月21日(火)午前8:30~9:15(中央ヨーロッパ時間)
若者の力 2020年1月22日(水)午後12:30~2:00(中央ヨーロッパ時間)
抗議を進歩につなげるには 2020年1月23日(木)午後2:30~3:15(中央ヨーロッパ時間)
アヤカ・メリタファ、17歳

アヤカは南アフリカのケープタウン郊外にある村、イールステ・リバーに住んでいます。母親は西ケープ州で農業に従事しており、干ばつと深刻な水不足によって生計が脅かされてきました。こうした変化を受け、アヤカは行動を起こしました。アフリカ気候同盟と「プロジェクト90・バイ・2030」の取り組みの一環として、アヤカは自国における低炭素型開発と公正なエネルギー転換への支持を広げています。2019年、アヤカは世界各地の他の15人の子どもたちとともに、気候危機への不作為について世界の主要経済大国5か国の責任を問う請願書を国連子どもの権利委員会に提出しました。
以下のリンクから、アヤカの活動をご覧ください:
気候政治は地域から 2020年1月21日(火)午後2:45~3:30(中央ヨーロッパ時間)
気候正義を求めて 2020年1月22日(水)午後5:30~6:15(中央ヨーロッパ時間)
より良い未来を植えよう 2020年1月24日(金)午前11:00~11:30(中央ヨーロッパ時間)
クルーズ・アードマン、14歳
現在はニュージーランドを拠点とするクルーズは、バリ島で生まれ育ち、家族とともに東インドネシアで何度もダイビングや探検をしてきました。海洋保全活動家である両親のおかげで、幼い頃から海に魅了されていました。10歳からこれまでに160回以上のダイビングを経験し、12歳から水中写真を撮影しています。2019年、クルーズが夜間に撮影したミミイカの写真が評価され、ロンドン自然史博物館から「今年の若手野生生物写真家」という名誉ある称号を贈られました。
以下のリンクから、クルーズの活動をご覧ください:
海に広がる隠された世界 2020年1月21日(火)午前8:30~9:15(中央ヨーロッパ時間)
フィオン・フェレイラ、18歳

フィオンは、アイルランド南部の海岸地域、ウェスト・コークの人里離れた島で育ちました。子どもの頃は科学プロジェクトを作り、カヤックでアイルランド沿岸を巡っていました。自然への情熱を通じて、マイクロプラスチック汚染が環境に及ぼす影響を目の当たりにしました。高校時代、NASAが開発した液体である磁性流体を独自に応用し、水中からマイクロプラスチックを除去する新しい方法を考案しました。フィオンは2019年のGoogleサイエンスフェアでこの手法を発表し、水からマイクロプラスチックを取り除く方法が評価されて優勝しました。
以下のリンクから、フィオンの活動をご覧ください:
より良い未来を植えよう 2020年1月24日(金)午前11:00~11:30(中央ヨーロッパ時間)
グレタ・トゥーンベリ、17歳

グレタが8歳のとき、学校で気候変動についてのドキュメンタリーを見ました。気候危機を理解した後、グレタはそれを「知らなかった状態に戻す」ことができませんでした。食べることをやめ、話すことをやめ、うつ状態に陥りました。やがて、気候変動とその原因について可能な限り情報を集め、自らの炭素排出量を減らすために生活習慣を変え始めました。2018年、学校の授業時間中にスウェーデン議会前で抗議を始め、「Skolstrejk for Klimatet」(「気候のための学校ストライキ」)と書いたプラカードを掲げました。グレタは毎週金曜日にストライキを続け、世界中の何十万人もの子どもたちがその例にならうよう促しています。
以下のリンクから、グレタの活動をご覧ください:
共通の未来への道を切り開く 2020年1月21日(火)午前8:30~9:15(中央ヨーロッパ時間)
気候の黙示録を回避する 2020年1月21日(火)午後1:00~1:45(中央ヨーロッパ時間)
メラティ・ウィジェン、19歳

メラティはバリ島で育ち、深刻なプラスチック汚染に直面しました。子どもの頃に遊んだビーチのすぐ沖で泳いでいたとき、腕にビニール袋が絡みついたまま海から上がったことを覚えています。世界の著名なリーダーについて学んだ授業に触発され、妹とともに「Bye Bye Plastic Bags」を設立し、請願活動、啓発キャンペーン、大規模な海岸清掃を企画しました。その後、メラティの努力も一因となり、バリ州は使い捨てプラスチックを禁止する法律を発表しました。メラティと妹は2018年、TIME誌の「最も影響力のあるティーン」とCNNの「ヤング・ワンダーズ」に選ばれました。
気候活動家のイザベル・アクセルソンとルキナ・ティルは、グレタ・トゥーンベリとともに「Fridays For Future」のストライキを企画してきました。2人は年次総会のプログラムに参加する「10代の変革者」グループの一員となります。
以下のリンクから、メラティの活動をご覧ください:
共通の未来への道を切り開く 2020年1月21日(火)午前8:30~9:15(中央ヨーロッパ時間)
次世代の起業家をつなぐ 2020年1月21日(火)午後5:15~6:00(中央ヨーロッパ時間)
プラスチック汚染に立ち向かう 2020年1月22日(水)午後2:45~3:30(中央ヨーロッパ時間)
使い捨てからの脱却 2020年1月24日(金)午前10:30~11:15(中央ヨーロッパ時間)
モハマド・アル・ジュンデ、18歳

モハマドはシリアで育ちましたが、故郷での生活が危険になったためレバノンへ逃れました。国内の何千人もの他の難民の子どもたちと同様、学校に通えなかった彼は、同じ境遇にある子どもたちを支援しようと動き出しました。12歳のとき、家族とともに難民キャンプに学校を建て、現在では200人の子どもたちが教育を受ける権利を享受しています。遊びや写真を通じて、子どもたちが心の傷を癒やし、学び、楽しく過ごせるよう支援しています。2017年に国際子ども平和賞を、2018年にMTVの「ジェネレーション・チェンジ賞」を受賞しました。
以下のリンクから、モハマドの活動をご覧ください:
移住をめぐる神話 2020年1月22日(水)午前9:15~10:00(中央ヨーロッパ時間)
世界目標達成への10年 2020年1月24日(金)午前9:00~9:45(中央ヨーロッパ時間)
ナオミ・ワドラー、13歳

ナオミの学生としての活動は、フロリダ州パークランドのマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で起きた銃撃事件から1か月となる日に、バージニア州の小学校で退席行動を率いたことから始まりました。この行動は18分間続きました。亡くなった生徒と教師の一人ひとりに1分ずつ、そしてパークランド銃撃事件の直後にアラバマ州の高校で殺害されたアフリカ系アメリカ人の生徒、コートリン・アーリントンにもう1分を捧げたのです。ナオミの使命は、アフリカ系アメリカ人の少女たちに力を与えることです。コートリンや、銃による暴力で命を落とした多くのアフリカ系アメリカ人の少女たちを追悼する活動に、より多くの人が加わることを願っています。
以下のリンクから、ナオミの活動をご覧ください:
若者の力 2020年1月22日(水)午後12:30~2:00(中央ヨーロッパ時間)
will.i.amとの対話 2020年1月22日(水)午後6:30~7:30(中央ヨーロッパ時間)
より良い未来を植えよう 2020年1月24日(金)午前11:00~11:30(中央ヨーロッパ時間)
ナターシャ・ムワンサ、18歳

ナターシャはザンビアで生まれ育ち、若者の健康と福祉、とりわけ児童婚への反対を訴えています。複数の保健機関で若手記者やジャーナリスト、社会的説明責任のモニターを務め、女性と少女の権利に関する情報を集めて発信し、関係者の取り組みの進捗を追っています。また、若者の声が聞かれ、尊重され、健やかに暮らせる世界を目指して、ナターシャ・ムワンサ財団を設立しました。活動が評価され、アフリカ連合委員会の青年諮問委員会のメンバーに選ばれ、世界保健機関の「グローバル・ヘルス・リーダーズ賞」を受賞した最年少の人物となりました。
以下のリンクから、ナターシャの活動をご覧ください:
共通の未来への道を切り開く 2020年1月21日(火)午前8:30~9:15(中央ヨーロッパ時間)
アフリカの戦略的展望 2020年1月22日(水)午後2:30~3:15(中央ヨーロッパ時間)
サルバドール・ゴメス=コロン、17歳

2017年にハリケーン・マリアがプエルトリコを壊滅させた際、サルバドールは、自分の地域では少なくとも1年間、電力が使えなくなる恐れがあると告げられました。これを受けて「Light and Hope for Puerto Rico」キャンペーンを立ち上げ、島内の3,100世帯を超える家庭に、太陽光発電ランプ、手動式洗濯機などの支援物資を届けました。サルバドールは現在もプエルトリコでスマートエネルギーシステムの導入を支援し、「Light and Hope for the Bahamas」という人道支援活動も開始しています。2017年にはTIME誌の「最も影響力のあるティーン30人」の一人に選ばれ、2019年には米国環境保護庁から大統領環境青年賞を、社会人道活動に対してダイアナ賞を受賞しました。
以下のリンクから、サルバドールの活動をご覧ください:
共通の未来への道を切り開く 2020年1月21日(火)午前8:30~9:15(中央ヨーロッパ時間)




