大型スーパーの屋上は太陽光発電所に最適、報告書が指摘

Pictured is a solar panel on top of a roof.
Placing solar panels on the US's big-box stores could generate enough electricity to power eight million homes.Image: Unsplash/Caspar Rae
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  • 米国の大型小売店舗には、持続可能性を高める機会がある。

  • 米国の大型店舗の屋上に太陽光パネルを設置すれば、年間84.4テラワット時のエネルギーを生み出せる。

  • この革新的な気候変動対策により、二酸化炭素の排出量を年間5,200万メートルトン削減できる。

革新的な気候変動対策によって、米国の大型小売店舗を持続可能な形に刷新できる。

Environment AmericaとFrontier Groupの新たな報告書は、WalmartやIkeaのような大型スーパーの、広く平坦で日当たりのよい屋根が、太陽光パネルの設置に理想的な場所になると試算した。米国にある大型店舗の屋根スペースは累計72億平方フィートに上る。そこに太陽光パネルを設置すれば、800万世帯近くに電力を供給できる。

「全米の大型店舗には、太陽光発電を行う大きな可能性があります」と、報告書の執筆者ウェイド・ウィルソン氏はワシントン・ポスト紙に語った。「こうした大きな屋上を活用する必要があります。使い始めなければなりません」

報告書は、米国立再生可能エネルギー研究所のデータを用い、米国内に10万店以上ある大型店舗の屋根の総面積を算出した。この潜在力をすべて太陽光パネルに活用すれば、年間84.4テラワット時のエネルギーを生み出せる。

研究の執筆者らは、これにはいくつかの利点があると述べている。

温室効果ガスの排出量を年間5,200万メートルトンの二酸化炭素相当分削減でき、これは1,130万台以上の自動車を道路からなくすのと同じ効果だ。大型店舗は年間の電力使用量の半分を置き換えられる。電力をある場所から別の場所へ送る際のエネルギー損失も減らせる。この損失は2020年の発電量の6%に相当した。電力網の強靱性も高まる。

この解決策を活用できる可能性は、店舗や地域によって異なる。最も恩恵を受けると見込まれる州は、カリフォルニア、フロリダ、テキサス、オハイオ、イリノイだ。一方、最も大きな可能性を持つのはWalmartだと、ワシントン・ポスト紙は報じた。活用可能な屋根スペースは約7億8,400万平方フィートに上る。TargetとHome Depotがこれに続くと、Gizmodoは報じた。

こうした店舗の一部は、すでに太陽光エネルギーの可能性を活用している。Walmartはカリフォルニア州の店舗に太陽光パネルを設置し、各建物の電力の20~30%を賄っている。

「屋上太陽光発電を含む敷地内の太陽光発電は、再生可能エネルギー目標の達成に向けて活用している多くの手段の一つです」と、Walmartの広報担当者マリエル・メシエ氏は、ワシントン・ポスト紙が報じた声明で述べた。

Ikeaも先進的な企業の一つで、米国内の店舗の90%に太陽光パネルを設置している。

しかし、これらの店舗を含め、さらに取り組みを進める余地はある。商業部門が2020年に発電した太陽光エネルギーは12.9テラワット時で、報告書の執筆者らが大型店舗で可能だとした量の約15%にとどまった。

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