国連発表、温室効果ガスが2018年に過去最高を記録

Fire fighters battle the so-called Sand Fire in the Angeles National Forest near Los Angeles, California, United States, July 25, 2016. REUTERS/Gene Blevins. TPX IMAGES OF THE DAY - S1BETRRVKJAA
Extreme weather events like this 'Sand Fire' in Los Angeles are adding to greenhouse gas emissions.Image: REUTERS/Gene Blevins
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  • 大気中の二酸化炭素濃度は、2017年の405.5 ppmから2018年には407.8 ppmに上昇した

  • 世界気象機関によると、別の温室効果ガスであるメタンの年間増加量は1998年以来最大となった

  • この数値は、来週マドリードで開かれる国連気候変動サミットを前に発表された

世界気象機関(WMO)は月曜日、大気中の温室効果ガスが2018年に過去最高を記録し、過去10年間の年間平均増加量を上回ったことで、ますます深刻化する気象パターンに拍車をかけていると発表した。

国連機関の「温室効果ガス速報」は、来週マドリードで開催される国連気候変動サミットを前に発表される一連の研究の一つで、そこでの議論の指針になるとみられる。この速報は、排出量ではなく、地球温暖化の原因となるガスの大気中濃度を測定している。

Image: WMO

「気候変動に関するパリ協定の下であらゆる約束がなされているにもかかわらず、大気中の温室効果ガス濃度に鈍化の兆しはなく、ましてや減少の兆しはありません」と、WMOのペッテリ・ターラス事務局長は述べた。

「この長期的な傾向が続けば、将来の世代は、気温上昇、より極端な気象、水不足、海面上昇、海洋および陸上の生態系の混乱など、気候変動による影響の深刻化に直面することになる」と、報告書の要約は述べている。

地球温暖化への最大の寄与要因である化石燃料の燃焼によって生じる二酸化炭素の濃度は、2017年の405.5 ppmから2018年には407.8 ppmへ急上昇し、2005~2015年の年間平均増加量2.06 ppmを上回ったと、WMOの報告書は述べている。

将来の政策にかかわらず、二酸化炭素は大気中に何世紀もとどまり、温暖化傾向を固定化する。

「地球がこれほどのCO2濃度を経験した最後の時期は、300万~500万年前だったことを思い起こす価値があります」とターラス氏は述べた。

「以前より希望を持てる」

CO2より強力な温室効果を持つ一方、より早く消散するメタンの年間増加量は、1998年以来最大だったと報告書は述べている。同報告書には、数十か所の観測地点のほか、海上および航空機による測定データも含まれている。

大気のオゾン層を損ない、人々を有害な紫外線にさらす一因となる亜酸化窒素については、これまでに記録された中で最大の増加となった。

12月2日に始まるマドリードでの協議について問われたターラス氏は、楽観できる根拠がいくつかあると述べた。

Image: REUTERS/Stephen Coates

「この問題がかつてないほど広く知られるようになったのは朗報です」と、同氏は記者団に語った。「個人的には、10年前の自分より希望を持っています。もちろん、取り組みのペースを上げなければなりません。」

火曜日に発表予定の国連環境計画(UNEP)の年次「排出ギャップ」報告書は、地球温暖化を摂氏1.5~2度(華氏2.7~3.6度)に抑えるという合意目標の達成に、各国の排出削減政策が十分かどうかを評価する。

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先週、UNEPが共同執筆した報告書は、主要な化石燃料生産国が今後10年間の石炭、石油、ガスの採掘によって、世界の環境目標を達成できなくなる見通しを示した。

月曜日の後半には、欧州連合(EU)の議員の過半数が、マドリード会議に関する討論の場で象徴的に「気候緊急事態」を宣言し、気候変動との闘いでより強い主導的役割を担うよう、新たに発足するEU執行部への圧力を高めることを望んでいた。

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