エチオピアは、50億本の苗木を植樹するという野心的な計画を発表した。
これは、200億本の植樹というより大きな目標の一環である。
1t.orgなどの世界的なイニシアチブが、森林再生の取り組みを推進することを期待している。
6月5日の世界環境デーに合わせ、エチオピア政府は今年の雨季中に50億本の苗木を植樹する計画を発表した。
「これは、4年間で200億本の植樹を行うというより大きな目標の一部です」と、エチオピアのアビイ・アハメド・アリ首相は説明した。
同首相は、昨年は40億本以上の苗木が植えられたと付け加えた。その中には、2019年7月の12時間の期間に約3億5000万本が含まれる。
これらの苗木の生存率が高いことは、自然が「前進する」よう後押ししている証拠だと、同首相は付け加えた。
世界経済フォーラムは気候変動に関して何をしているのか?
グリーン化への取り組み
この植樹は、同国のグリーン・レガシー・プロジェクトの一環であり、グリーンで気候変動に強い経済の構築を目指している。

同時に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックは、人々に自らの脆弱性を再認識させたと、首相は説明した。「自然環境は、人間の健康を左右する重要な要因である。」
パンデミックは我々の回復力を試すことになるが、植樹はCOVIDに配慮した方法で行われると、同首相は付け加えた。
根を下ろす
世界各地で植樹プロジェクトが導入されている。例えばパキスタンでは、パンデミックで職を失った人々に植樹の対価を支払った。
また、今年のフォーラム年次総会(ダボス会議)において、我々はイニシアチブを立ち上げ、世界で1兆本の樹木を育成、再生、保全することを目指している。
「自然を活用した解決策(森林、草原、湿地に炭素を閉じ込めること)は、パリ協定の目標を達成するために2030年までに必要となる排出削減の最大3分の1をもたらしうる」と、フォーラムは当時発表した。
さらなる排出削減は、重工業、金融、エネルギー部門においても必要となる。
しかし科学者たちは、森林再生が排出削減の代わりにはならないと警告している。
「それ自体では、現在の気候変動への対応策として決定的な解決策ではまったくない」と、NASAの科学者サッサン・サーチ氏は昨年述べた。「そのためには、人為的な温室効果ガスの排出を削減する必要がある。しかし、それでも気候変動を抑制する我々の能力に一定の部分的な影響を与えうる」と、同氏は付け加えた。



