米国北西部太平洋岸で大規模な熱波が発生している。
高温により、長年続いてきた干ばつが悪化している。
現在、米国本土の61%が程度の差はあれ干ばつの影響下にある。
干ばつに見舞われている地域がこれほど広範囲に及ぶ状況は、40週間にわたって続いている。
この異常な事態により、水と冷却用の需要が高まっている。
同様の干ばつに米国が直面したのは、2012年4月から2013年5月にかけてであった。
大規模な熱波が米国北西部太平洋岸を襲っているが、異常に暑く乾燥した気象は、2020年後半から米国が経験している干ばつ状況に加わった最新の事象にすぎない。この異常な事態により、水と冷却用の需要が高まる一方、貯水池の水量は通常より少なくなっている。干ばつに伴い、暑さに起因する医療上の緊急事態や山火事のリスクも高まっている。米国干ばつモニターによると、極端かつ例外的な干ばつは南西部で最も深刻であり、オレゴン州、ワシントン州、ノースダコタ州、テキサス州にも広がっている。
今月の月曜日時点で、米国本土の面積のほぼ61%が、程度の差はあれ干ばつの影響を受けている。この割合は、2020年9月以降、60%前後で推移しており、合計で40週間に及ぶ。この割合がこれまでにも高くなったことはあるものの、これほど長く維持されたことはまれである。2018年の干ばつの際には、この水準を超えたのはわずか5週間であった。
米国で大規模な干ばつがこれほど長く続いたのは、2012年4月から2013年5月にかけてであり、その際には米国本土の60%超の面積が60週間連続で干ばつの影響を受け、一時的には約80%にまで拡大した。しかし、その期間中であっても、例外的な干ばつに分類された地域は7%を超えることがなかった。現在の状況では、例外的な干ばつの面積は31週間にわたって8%を上回り続けており、直近では10%に近づいている。
気温の変動や、非常に暑い日、非常に乾燥した日、非常に寒い日は通常の現象であるが、気候変動により、こうした極端な気象現象は今後さらに頻発し、深刻化すると予想されている。科学者らは、米国西部で繰り返し発生している干ばつをと関連付けており、気候変動の影響を指摘している。例えば、年の早い時期に始まり、より長く、より強くなっている熱波を挙げている。




