強風と高温で乾燥した状況のため、アメリカ西部の各州では山火事が広範囲に広がっている。
最大の山火事はオレゴン州のブートレッグ火災で、その規模は約468平方マイルにまで拡大した。
厳しい気象条件のため、消防隊員は火災の鎮圧に苦戦している。
レイクタホ近郊のタマラック火災により、その進路上にいた多くの住民が自宅からの避難を余儀なくされている。
当局によると、突風と乾燥した高温の天候により、オレゴン州、カリフォルニア州、その他の西部の州の広大な地域を焼き尽くしている数十件の山火事の規模が拡大している。
アメリカで最大の山火事が発生しているオレゴン州のブートレッグ火災は、北および東へと拡大している。その規模は約468平方マイル(1,212平方キロメートル)に達し、香港より広い面積となっている。
「天候は本当に私たちに不利です」と、火災の鎮圧を指揮しているオレゴン州森林局(ODF)の作戦部門責任者、ジョン・フラナガン氏は述べた。
同氏は、すべての気象要因が「消防隊員にとって不利で、火災にとっては有利」だと指摘した。
状況が和らぐ見込みはない。アメリカ国立気象局は、今後数日間にアメリカ西部で「危険性の高い、極めて深刻な火災気象状況および乾燥した雷雨が広範囲で発生する可能性」が見込まれると、ツイッターで発表した。
カリフォルニア州の州境のすぐ北で発生したブートレッグ火災は、前日と同じく22%しか封じ込められていない。火災の急速な拡大を防ぐため、2,000人以上の消防要員が火災の周縁部で活動している。
ODFによると、ブートレッグ火災は3,100軒以上の住宅を脅かしており、これまでに67軒が焼失したという。当局は火災の原因を調査している。
カリフォルニア州では、同州最大の山火事であるディクシー火災が、アクセスが困難な僻地で北東方向へ延焼を続けていると当局者は述べた。
この山火事は23平方マイル(59.5平方キロメートル)以上を焼失し、15%しか封じ込められておらず、プルマス郡に避難命令が出されている。
7月4日に落雷により発生したタマラック火災は、28.5平方マイル(74平方キロメートル)にまで拡大しており、封じ込めは0%のままだと当局は述べた。火災はレイクタホの南東約18マイルに位置している。
火災の進路上にあるいくつかの小さな町やその他の地域に強制避難命令が出されたことで、数百人が自宅からの避難を余儀なくされている。



