世界人口の1%が現在難民となっている

Men carry bags of food aid at the Kakuma refugee camp in northern Kenya, March 6, 2018. Picture taken March 6, 2018. REUTERS/Baz Ratner
The rising number of refugees may have heightened political tensions in Europe and the USImage: REUTERS/Baz Ratner
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世界中の難民が一つの国として集まったとすれば、それは地球上で最大級の国の一つになるだろう。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、現在、ほぼ7000万人が世界中で強制的に避難を余儀なくされており、これは世界人口の約1%にあたる。現代史において最多の数字である。

難民の数は1951年以降着実に増加してきたが、この10年間で急激に増えている。その主な要因は、2011年に始まり、その後も数百万人を自宅からの避難に追い込み、近隣諸国や欧州での庇護を求めさせているシリア内戦である。

最新の世界平和度指数(オーストラリアのシンクタンク、経済平和研究所が作成する年次報告書)によれば、世界全体の平和水準が4年連続で悪化していることが明らかになった。

平和が後退した国は92カ国、改善した国は71カ国である。

後退する平和

Image: IEP

テロ活動の増加、中東での紛争、東欧および北東アジアでの緊張の高まりなどが、いずれも平和水準の低下の一因となっている。

同指数で世界最も平和な地域とされる欧州、北米、アジア太平洋、南米でさえ、いずれも後退が記録されている。

難民の増加と、欧州および米国における政治的緊張の高まりにより、安定した国々でさえスコアが下がっている。例えば、欧州36カ国のうち23カ国が昨年悪化した。

シリアは内戦が7年目を迎え、アフガニスタン、南スーダン、イラク、ソマリアとともに、世界で最も平和でない国となっている。

世界の紛争の火種は依然として中東にあり、同地域は世界で最も平和でない地域である。

アイスランドは世界で最も平和な国であり、ニュージーランド、オーストリア、ポルトガル、デンマークがそれに続く。

難民の増加

Image: UNHCR

多くの指標は、私たちがより平和な世界に生きていることを示している。紛争による死者は大幅に減少し、国家間の同盟関係は大きく増え、世界の民主主義国家は増加し、軍隊の規模は縮小している。しかし、紛争の性質は変化しつつある。

この10年間で内戦の件数は増加傾向にある。2015年には、世界で52件の武力紛争が発生しており、その大半は中東・北アフリカで起きている。イエメン、シリア、南スーダンでの内戦もこれに含まれる。

戦争が国境内で起きると、民間人は極めて脆弱な立場に置かれる。国内紛争の増加は、近年の難民、国内避難民、無国籍者の大幅な増加を説明する一因となっている。

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