米国の一戸建て住宅の販売件数は4月に4カ月連続で減少した。
住宅価格が2年間で45%上昇し、過去最高を記録するなかでのことだ。
住宅ローン金利の急上昇も重なり、多くの購入希望者は事実上、市場から締め出されている。
米国では新築一戸建て住宅の販売件数が4カ月連続で減少し、住宅購入を検討する人々は、不利な条件が重なる最悪の状況に直面している。米国勢調査局と米国住宅都市開発省が共同で発表した統計によると、4月の新築住宅販売件数は季節調整済み年率換算で59万1,000戸に減少し、2020年4月以来の低水準となった。新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって市場が不確実性に覆われた時期だ。
4月に新築住宅の販売件数が16.6%減少する一方、住宅価格は上昇を続けた。4月に販売された新築住宅の中央値は過去最高の45万600ドルに達し、1年前から20%、2020年4月からは45%以上上昇した。平均販売価格はさらに高い57万300ドルで、住宅ローン金利も年初から2パーセントポイント以上上昇しており、多くの購入希望者は事実上、市場から締め出されている。
Realtor.comのチーフエコノミスト兼経済調査責任者、Realtor.comのジョージ・ラティウ氏によると、現在の購入者が支払う住宅ローンの月額は1年前より720ドル高い。さらに、ここ数カ月のインフレ急騰を受け、住居以外の生活費も大幅に増加している。




