組織市民行動を示していますか?やめましょう。あなたのためになっていません

Organisational Citizenship Behaviour is when the employees are encouraged to knuckle down and “go the extra mile” in an effort to improve the overall performance of their organisation.
Organisational Citizenship Behaviour is when the employees are encouraged to knuckle down and “go the extra mile” in an effort to improve the overall performance of their organisation.Image: REUTERS/Stefan Wermuth
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  • 組織市民行動は、従業員と雇用主の双方に利益をもたらすものと広く考えられています。

  • 従業員に対する上司の評価が高まり、報奨の推奨額が増えることにつながる場合があります。

  • しかし、新たな研究によると、日頃から期待以上に努力する従業員は、感情的消耗や仕事と家庭の葛藤がより強くなることが分かりました。

競争が激しさを増す世界で、雇用主は常に従業員からより多くの成果を引き出す方法を探しています。一般に、組織全体の業績向上を目指し、従業員に集中して取り組み、「期待以上の努力」をするよう促します。経営用語では、これを「組織市民行動」、略してOCBの向上と呼びます。

広く双方に利益をもたらすと考えられているように、最低限求められる以上のことをすれば、従業員と組織の双方に良い結果をもたらす可能性があります。従業員は余分な時間を費やしたり、追加の責任を担ったりすることで、仕事への関与が深まり、キャリアの見通しにも前向きになります。雇用主は、献身的な人材を得て、生産性や成果を向上させます。

しかし、期待以上の努力に伴う負担については、ほとんど分かっていません。職務上の義務を超えて時間と労力を注ぐことには、どのような弊害があるのでしょうか?私たちの研究によると、日頃からこのように行動する従業員は、感情的消耗や仕事と家庭の葛藤がより強くなります。これは、普段から高い水準で責任を果たしている人に特に当てはまります。認識されている利点が従業員と雇用主の双方に及ぶのと同様に、悪影響も双方に及びます。企業は、従業員に期待以上の努力を促して得られる利益が、長期的に見てその代償を上回らないようにする必要があります。

私たちはこれまでの研究から、組織市民行動は集団や組織の業績を高め、個人の業績評価、昇進、給与に関する管理職の判断にも影響することを知っています。

従業員のウェルビーイングに最も悪影響を及ぼす条件を理解するため、私たちは5種類の行動を調べました。利他主義(同僚を助けること)、誠実性(最低限の水準を超えて取り組むこと)、市民的美徳(組織への関与)、礼儀(他者との仕事上の問題を避けること)、そしてスポーツマンシップ(仕事上の不便や押しつけを受け入れること)です。

特に関心を寄せたのは、時間を最も要する活動である誠実性と利他主義の影響です。従業員を感情的に疲弊させ、家庭生活に使える時間を減らす可能性があるためです。また、仕事ですでに良い成果を上げている従業員に最も大きな影響が及ぶと考えました。

私たちは、英国の銀行組織が運営する電話顧客窓口でデータを収集しました。従業員は、顧客からの問い合わせ対応や新規口座の開設に加え、投資、保険、住宅ローン商品を販売していました。従業員とその上司への調査に会社記録の分析を組み合わせた結果、主に2つの発見がありました。

組織市民行動は仕事と生活の不均衡

第一に、最低限求められる水準を超えることは、感情的消耗や仕事と家庭の葛藤の増加に直接結びついていると分かりました。従業員に成果連動型の報奨制度が適用されている場合、この傾向はさらに強く見られました。成果に対する責任を個人が負う状況では、職務上の義務を超えて働くことが悪影響をもたらしかねません。

第二に、すでに仕事で高い成果を上げ、誠実性も高い従業員は、感情的消耗や仕事と家庭の葛藤が著しく強くなっていました。仕事と家庭でより大きな努力をし、人を失望させたくないという思いを抱く人々は、余力がほとんど残っていないことに気づき、仕事と健全な家庭生活を両立する難しさが増していました。

従業員には、追加の仕事を引き受ける「良き兵士」になるだけでなく、高い業績を示すこと自体も求められています。私たちの調査によると、仕事で成果を上げると、仕事がさらに増えます。管理職は、継続して高い成果を維持しようとする誠実な従業員に、より多くの業務や責任を任せがちです。しかし、その結果として仕事上のストレスが生じ、家庭での責任に費やす時間が減る可能性があります。

これは、期待以上の努力がもたらす良い面を無視すべきだという意味ではありません。この種の従業員の行動は業績を高めるため組織にとって有益であり、個人にとっても上司からの評価や報奨の推奨額が高まることにつながります。しかし、組織市民行動には、特に時間を要する場合、個人的な代償が伴うことがあります。また、個人の時間や資源をめぐって他の仕事上の活動と競合し、従業員のウェルビーイングを損なう可能性もあります。従業員は短期的にはこの水準の業績を維持できても、長期的には感情的消耗が負担となるかもしれません。

従業員が負う代償は、職場のはるか外にまで影響を及ぼす可能性があります。したがって管理職は、同じ高業績の従業員にさらに仕事を頼む前に、よく考えるべきです。一方、従業員も期待以上に努力することの利点だけでなく、代償も考慮する必要があります。そうしなければ、最後まで走り切れないかもしれません。

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