就職面接は、候補者と雇用主の双方が「適性があるかどうかを見極める」という同じ目標を持つ、双方向のやり取りであるべきです。
面接を受ける側にとって、そのための最善の方法は質問をすることです。適切な質問を。
キャリアの専門家であるキャサリン・S・ブルックス氏とリン・テイラー氏によると、尋ねる内容は応募する業界、企業、職種によって異なる場合があります。しかし、どのような場合でも、すべての求職者が必ず尋ねるべき一つの質問があるという点では意見が一致しています。
この職務で成功するのはどのような人ですか?
別の言い方をすれば、「この職務における成功を、どのように定義しますか?」
「この質問をすれば、その職務や、組織に対する面接官の見方について『内部情報』を得られます」と、ブルックス氏は話します。同氏は、ウェイクフォレスト大学の 個人・キャリア開発室 のエグゼクティブディレクターです。「こうした情報は、インターネットで簡単に見つけられるものではありません。」
全国的に知られる職場問題の専門家であり、『ひどいオフィスの暴君を手なずける:幼稚な上司の振る舞いに対処し、仕事で成功する方法』の著者でもあるテイラー氏は、採用担当者がこの質問に答えることで、自分のキャリア目標が会社の優先事項とどのように合致するかについて、具体的な洞察が得られるだろうと述べています。
「相手の回答からは、求められる具体的なスキル(書面の求人情報に記載された内容より、ずっと多くの細かなニュアンスが分かります)、その仕事における本当の優先事項(強調のされ方や、それぞれにかける時間から分かります)、その職に就くために必要なことについての内情(相手は実質的に、自分たちのニーズに沿って自分をどう売り込めばよいか、具体的に教えてくれています)、そして企業文化や期待される労働倫理、仕事の進め方が分かるでしょう」と彼女は言います。
起きている時間の大半を職場で過ごすことになる点を忘れてはなりません。そのため、その職務がやりがいと意欲をもたらし、報われるものになるよう、確かめておきたいところです。「質問の一つひとつから、仕事そのものだけでなく、将来の上司の仕事の進め方や職場文化についても、できるだけ多くの情報を引き出すべきです」とテイラー氏は言います。「将来の上司や一緒に働く人たちとの相性が、仕事そのものより重要になることもよくあります。そして、決断する前にそれを確かめる方法はあります。」
この質問をすれば、仕事の基準となるものを得られると彼女は付け加えます。「その職に就くことを決めたなら、自分がその使命に沿って行動しているか、常に分かるでしょう。」
以下の記事は、 Business Insider
著者:ジャクリーン・スミス氏は、2014年2月にキャリア担当編集者としてBusiness Insiderに加わりました。
画像:2010年4月8日に撮影されたこの資料写真では、シンジという名前で呼ばれることを希望する日本の新卒者(右)が、東京の東京都労働相談センター内の個室で相談員と話しています。REUTERS/Yuriko Nakao。



