アフリカには約500万社の中小企業があります。これらの企業は民間セクターの屋台骨であり、大陸全体の経済成長と発展において重要な役割を果たしています。厳しい事業環境に直面しているにもかかわらず、中小企業は実際に雇用全体の約58%を生み出し、アフリカの国内総生産の33%に貢献しています。
アフリカの成長軌道は、2014年にも5%を上回ると予測されています。この目覚ましい数字の背後には、地域の社会・経済の土台を支える実力ある貢献者である、これら多くの企業の取り組みがあります。本日、世界経済フォーラムは、 16のアフリカ企業 を、 グローバル成長企業 (GGC)のコミュニティに迎え入れます。
GGCとは、ビジネスモデル、成長実績、リーダーシップ、そして事業対象とする市場などの要素に基づき、世界的な経済リーダーになる明確な可能性を持つ急成長企業のことです。これらの多くは、過去3年間にわたり業界平均を上回る成長率を一貫して達成しており、事業を展開する経済の原動力となっています。フォーラムのGGCコミュニティには、現在65以上の国から、これらの特徴を備えた360社超の企業が参加しています。
新たにアフリカのGGCに選ばれた企業には、東アフリカ最大の独立系メディア企業であるNation Media Group(ケニア)、食品、飲料、不動産、塗料、物流分野で事業を展開する持株会社UAC of Nigeria Plc(ナイジェリア)、大陸で最も急速に成長している情報通信技術企業の一つであるComputer Warehouse Group(ナイジェリア)、東アフリカ最大の携帯電話小売業者であるThe Simba Group(ウガンダ)、法律助言分野で最もダイナミックかつ高成長の企業の一つであるWebber Wentzel(南アフリカ)、そして社会経済的に低所得層の顧客に特別な配慮を払うCapitec Bank(南アフリカ)などが含まれます。
新たに選ばれた16社のGGCは、地域の経済的な活力を体現するとともに、アフリカに必要な起業家精神と革新的な精神を示しています。多様な市場背景を持つ企業ですが、それらを結びつけているのは、売上成長において業界水準を上回り、革新的なビジネス慣行を推進し、リーダーシップと企業のグローバル市民としての責任において優れた実績を示す能力です。
執筆者:David Aikman、世界経済フォーラム マネージング・ディレクター
写真:2009年4月7日、ナイジェリアの商業首都ラゴスの中心業務地区を上空から撮影した様子。




