勝つか負けるかは、何よりも心の持ちように左右されます。郵便物仕分け室で働いていても成功を目指す意欲的な人になれますし、CEOであっても敗者になり得ます。勝者のマインドセットを培えば、最大限の成功を収めるための土台を築けます。
以下のフレーズの一覧を確認し、日常的に使っているものがないか見てみましょう。これらを話し言葉から取り除けば、それに伴う否定的な考えも大きく減らせ、自分は成功できると信じる助けになります。
それはうまくいかない。
どうして そう うまくいかないとわかるのでしょうか。以前に試されたことがあるとしても、今回もうまくいかないとは限りません。試しもせずにアイデアを退けるのは、勝者の姿勢とは到底いえません。私にはできません。
そうですか、否定的なことばかり言う人ですね。でも、あなたにできないなら、できる人を別に見つける可能性が高いでしょう。そうではなく、その仕事を成し遂げるには何が必要かという視点から考えてみましょう。さらに研修や支援、備品、時間が必要でしょうか。不可能
不可能なことはめったにありません。この言葉を軽々しく使わないよう、十分に気をつけましょう。私の経験では、この言葉は、心が狭く、他人のビジョンを理解できない人を示すことがよくあります。不可能だと断言するのではなく、どうすれば可能になるか、心を開いて考えてみましょう。アイデアを出し合い、問題をさまざまな角度から見てみてください。不可能だと言い切ることで、素晴らしいものが生まれたことはありません。それは不公平です。
私たちは4歳児でしょうか。現実の社会はいつも公平にできているわけではありません。この言葉が口をついて出るなら、ほぼ間違いなく不当な扱いを受けたと感じているのでしょう。しかし、公平さを持ち出すのではなく、状況を改善する機会を探してみましょう。そして、ときには、状況を公平に変えることは決して できないこともあると理解してください。自分でもっと公平な状況をつくり出す必要があるかもしれません。私のせいではありません。
本当にあなたのせいではないのかもしれませんが、このフレーズは、責任をどこか別のところに転嫁していることを前提にしています。責任のなすりつけ合いに勝者はいません。誰のせいかではなく、問題の解決に焦点を当てましょう。たとえあなたが間違っていなかったとしても、どうすれば介入して事態を正せるでしょうか。できるかもしれません……
「かもしれない」も、「やってみる」のように失敗につながりやすい言葉の一つです。こうした言葉を使う人は、頼まれたことができないと予想しているのです。あるいは、ときには渋々使われます。顧客から当初の合意を超える対応を求められ、なだめるために、何か追加できる「かもしれない」と答える場合です。どちらの場合も、曖昧な言い方はやめましょう。自分の立場を貫き、言いたいことをはっきり伝えてください。それは私の仕事ではありません。
管理職が聞きたがらない言葉の一つです。チームを助けたり、キャリアアップしたりするために、普段なら職務記述書に含まれないことにも進んで取り組む必要がある場合があります。都合よく利用されないようにしながらも、慣れない領域で働くことを、経験と成長の機会と捉えてみましょう。必要
「必要」という言葉は、少し厄介です。食べ物、水、住まいは必要です。報告書を期限どおりに提出することや、チームに週末出勤してもらうこと、あるいは職場のほかのあらゆることは、必要というわけではありません。それを望んでいるのです。物事を適切に機能させ、円滑に進めるために必要な場合もあるでしょう。しかし、それは本当に 必要 なのでしょうか。私は思うのですが……
より力強く聞こえるのはどれでしょうか。「私は思う」「私は信じる」「私は知っている」。 「私は思う」は、煮え切らない印象を与えることがあります。リーダーやほかの成功者は決断力があります。自分が知っていることを軸にしましょう。やってみます。
ヨーダの知恵の言葉に倣いましょう。「やるか、やらぬかだ。やってみる、はない」。人が「やってみる」を使うのは、逃げ道を残したいときです。意識的に、あるいは無意識に、その仕事を成し遂げられる、または成し遂げるつもりだとは信じていないのです。
この記事は、 LinkedIn との協力により公開されています。掲載は、世界経済フォーラムが見解を支持することを意味するものではありません。
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著者: Bernard Marr は、ベストセラーを持つビジネス著者であり、戦略、パフォーマンス管理、分析、KPI、ビッグデータの専門家として世界的に知られています。
画像:パリ西部の金融街にあるアルシュ・ドゥ・ラ・デファンスの下を歩く女性実業家のシルエット。REUTERS/Christian Hartmann。



