私たちの創設者

クラウス・シュワブ教授
クラウス・シュワブ教授は1971年、持続的な進歩にはビジネス、政府、市民社会の協力が不可欠であるとの信念のもと、世界経済フォーラムを設立しました。50年以上にわたり、同教授はグローバル、地域、産業の課題に取り組むための手段として、マルチステークホルダーによる協力を提唱してきました。
同教授のリーダーシップの下、フォーラムは欧州の経営シンポジウムから、ジュネーブ、ニューヨーク、サンフランシスコ、北京、東京にオフィスを構えるグローバルな機関へと発展し、シュワブ社会起業家基金、ヤング・グローバル・リーダーズ・フォーラム、グローバル・シェイパーズ・コミュニティなどの取り組みを立ち上げました。
同教授の学術的な業績は、ステークホルダー資本主義、第四次産業革命、企業のグローバル・シチズンシップといった概念を提唱しました。
シュワブ教授は2025年にフォーラムでの役職を退任しました。セクターを超えて指導者たちが共通の利益のために協力するという同教授の創設理念は、今もフォーラムの使命を導き続けています。
経歴とマイルストーン
1971年 - 世界経済フォーラム 創設者
世界経済フォーラムは、世界の状況の改善に取り組む、官民協力のための国際機関です。フォーラムは、政治、ビジネスをはじめとする各界の指導的立場にある人々を結集し、グローバル、地域、産業のアジェンダを形作っています。今日、世界経済フォーラムはマルチステークホルダー組織として世界をリードし、ジュネーブ、ニューヨーク、北京、東京で800人を超える職員を擁しています。
1998年 - 夫人ヒルデ氏とともにシュワブ社会起業家基金を共同設立
シュワブ社会起業家基金は、持続可能な社会イノベーションの先進的なモデルを紹介・推進するため、地域および世界レベルで比類のないプラットフォームを提供しています。同基金は厳選された社会起業家のコミュニティを特定し、世界経済フォーラムの他のステークホルダーと緊密に連携しながら、世界の状況を改善するグローバル、地域、産業のアジェンダの形成に関与させています。
2004年 - ヤング・グローバル・リーダーズ・フォーラムを設立
ダン・デイビッド賞から得た100万ドルの寄付をもとに、ヤング・グローバル・リーダーズ・フォーラム(YGL)が、世界の未来を形作ることに情熱を注ぐ30歳から40歳までの卓越した若手リーダーによるマルチステークホルダー・コミュニティとして創設されました。世界経済フォーラムは毎年、世界中から100人の卓越した人材を選出し、5年間YGLコミュニティに迎え入れています。現在、YGLは1,000人を超える若手リーダーからなる強力な国際コミュニティを形成し、私たちの世界の未来に大きな影響を与えています。
2011年 - グローバル・シェイパーズ・コミュニティを設立
グローバル・シェイパーズ・コミュニティは、その可能性、実績、そしてコミュニティへの貢献意欲において卓越した20歳から30歳までの若者による、地域コミュニティ(「ハブ」)の世界的なネットワークです。ハブは世界の主要都市それぞれに拠点を置いており、現在、世界全体で450を超えるハブが設立されています。このコミュニティは、各ハブ内、ハブ間、そして世界規模で生まれる多様な交流によって活性化されています。
学歴
1957年
ドイツ・ラーベンスブルクのフマニスティッシェス・ギムナジウムを卒業
1962年
スイス連邦工科大学(ETH)チューリッヒ校 工学ディプロマ取得
1963年
スイス・フリブール大学 経済社会学士(最優等)取得
1966年
スイス連邦工科大学(ETH)チューリッヒ校 工学博士号取得
1967年
スイス・フリブール大学 経済学博士号取得
1967年
米国ハーバード大学ケネディ行政大学院 行政学修士号取得
初期のキャリア
1958年-1962年
複数の企業の現場での実務経験
1963年-1966年
ドイツ機械工業連盟(VDMA、フランクフルト)事務総長補佐
1967年-1970年
チューリッヒのズルツァー・エッシャー・ウイス社(複数国で事業を展開し、従業員1万人を超える製造企業)経営委員会メンバー
主な過去の活動
1972年-2003年
スイス・ジュネーブ大学 経営政策学教授
2003年以降
スイス・ジュネーブ大学 名誉教授
1993年-1995年
国連持続可能な開発に関するハイレベル諮問委員会メンバー
1996年-1998年
国連開発計画委員会副議長
学術活動
中国・北京 外交学院 名誉教授
イスラエル ベングリオン大学(ネゲブ) 名誉教授
イタリア・ミラノ ボッコーニ大学 国際諮問委員会 名誉会員
モロッコ・ラバト モロッコ王国アカデミー 名誉会員
シンガポール国立大学 クラウス・シュワブ・グローバル医学教授職の創設
中国・北京 北京大学 名誉教授
思想的リーダーシップ
以下を含む、先駆的な概念のパイオニア:
マルチステークホルダー・アプローチ
官民パートナーシップ
社会起業
企業のグローバル・シチズンシップ
第四次産業革命
編集活動
1979年以来、『グローバル競争力報告書』の年次執筆者を務めるほか、数多くの論文や著書を執筆。
最新の著書には、世界的ベストセラーとなり30の言語に翻訳された『第四次産業革命』(2016年)、ニコラス・デイビスとの共著『第四次産業革命 ダボス会議が予測する未来のシナリオ』(2018年)、ティエリー・マルレとの共著『グレート・リセット:新しい世界の秩序をつくる』(2020年)、そしてピーター・ヴァナムとの共著『ステークホルダー資本主義』(2021年)がある。
その他の主な活動
スイス・ルツェルン ルツェルン音楽祭 理事会メンバー
学術賞・名誉博士号(Doctor Honoris Causa)
1991年
カナダ・ケベック州レノックスビル ビショップス大学 名誉博士号
1992年
メキシコ・グアダラハラ自治大学 名誉博士号
1996年
スロバキア共和国 ブラチスラバ経済大学 名誉博士号
1999年
スイス・ローザンヌ連邦工科大学 名誉博士号
1999年
イスラエル・ベエルシェバ ベングリオン大学(ネゲブ) 名誉哲学博士号
2002年
英国・ロンドン ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・アンド・ポリティカル・サイエンス 名誉理学博士号
2008年
ロシア・タタルスタン カザン国立大学 名誉人文学博士号
2009年
ラトビア大学 名誉博士号
2009年
ドイツ ヨーロピアン・ビジネス・スクール 名誉博士号
2009年
中国・天津 南開大学 名誉博士号
2010年
ベトナム・ホーチミン市 ベトナム国家大学 名誉経済学博士号
2011年
スイス・ローザンヌ大学 名誉経済学博士号
2012年
タイ・バンコク チュラーロンコーン大学 名誉経営学博士号
2015年
韓国・大田 韓国科学技術院(KAIST) 名誉理学博士号
2017年
イスラエル ハイファ大学 名誉哲学博士号
2017年
シンガポール国立大学 名誉文学博士号
2017年
リトアニア カウナス工科大学 名誉博士号
2022年
カンボジア・プノンペン カンボジア大学 名誉博士号
国家勲章
1988年
ドイツ連邦共和国功労勲章 十字章
1995年
ドイツ連邦共和国功労勲章 コマンダー十字章
1997年
フランス レジオンドヌール勲章 シュヴァリエ(ナイト)
1997年
オーストリア国家勲章 金大十字章
1997年
スロベニア共和国 自由勲章
2002年
ポーランド共和国国家勲章 星付きコマンダー十字章
2002年
カザフスタン共和国 最高友好勲章
2003年
ブルガリア スタラ・プラニナ勲章 一等
2005年
ヨルダン 卓越した篤志一等勲章
2006年
英国エリザベス女王二世よりナイトの称号を授与:聖マイケル・聖ジョージ勲章 ナイト・コマンダー(KCMG)
2008年
リトアニア共和国「功労賞」コマンダー十字章
2011年
モンゴル人民共和国 北極星勲章
2012年
ドイツ連邦共和国功労勲章 星付き大十字章
2012年
メキシコ アステカ鷲勲章
2013年
日本 旭日大綬章
2014年
コロンビア サン・カルロス勲章
2018年
中国改革開放40周年に対する卓越した貢献を称える友好勲章
受賞歴(2000年以降)
2000年
国際教育協会 年間賞
2000年
米国外交政策協会 年間賞およびフェロー称号
2001年
国連事務総長コフィー・アナン氏より贈られたキャンドルライト賞
2002年
ジュネーブ財団 年間賞
2002年
グッゲンハイム・ヒューマニタリアン賞
2002年
国際キリスト教・ユダヤ教評議会(ICCJ)賞
2004年
テルアビブ大学 ダン・デイビッド賞
2005年
トランスアトランティック・ブリッジ賞、2006年ロンドン市自由市民権
2006年
アイルランド・ダブリン ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン UCDユリシーズ・メダル
2007年
ドイツ・ビジネス殿堂入り
2010年
大西洋評議会 グローバル・シチズン賞
2016年
ラインハルト・モーン責任ある起業家精神賞
2016年
INSEAD社会進歩協会 プログレス・メダル
2018年
キール世界経済研究所 グローバル・エコノミー賞
2023年
ジュネーブ商工会議所 経済賞
2024年
インド工業連盟(CII) 生涯功労賞
個人
- 生年月日
- 1938年3月30日、ドイツ・ラーベンスブルク生まれ
- 配偶者
- 1971年よりヒルデ・シュワブ氏と結婚
- 子ども:
- 2人。1973年生まれのオリビエ氏と1975年生まれのニコル氏
- 孫
- 2人