太陽光発電でパンを作るレバノンのパン屋

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屋根には反射パネルが設置され、太陽光を集めてオイルを加熱します。加熱されたオイルは下のパン屋に送られ、対流式オーブンを300˚Cまで熱するのに使われます。このソーラーオーブンは、レバノン企業のPartners with Sunが設計しました。

屋根には反射パネルが設置され、太陽光を集めてオイルを加熱します。加熱されたオイルは下のパン屋に送られ、対流式オーブンを300˚Cまで熱するのに使われます。このソーラーオーブンは、レバノン企業のPartners with Sunが設計しました。同社によると、現在は高価なディーゼル発電機に頼っているレバノンのパン職人たちの光熱費を、このオーブンで大幅に削減できるといいます。

レバノンで続く経済危機により、電力網は壊滅的な打撃を受けました。2021年には、国内の主要発電所2か所が燃料切れで停止しました。現在、ほとんどの家庭で電気を使えるのは1日1時間だけで、多くの家庭や企業が発電機に頼っています。

Partners with Sunによると、同社のオーブンはパン屋のディーゼル使用量を最大80%削減し、パン職人のコストと顧客の価格を引き下げます。深刻なインフレにより、レバノン全土で食料品の価格が上昇しました。昨年の同国の月平均インフレ率は171.2%でした。現在、レバノンのパン1斤の価格は3年前の15倍です。