ハーバード成人発達研究は、世界で最も長く続いている幸福に関する研究です。1938年に始まり、724人の男性を10代から老年期まで追跡しました。その後、配偶者と1,300人の子孫も研究に加わりました。参加者は、健康、習慣、収入、人間関係に関する質問に定期的に答えるほか、希望、喜び、失望、後悔についても答えます。
ハーバード大学の最近の研究により、人間関係の質が幸福を左右する最も重要な要因であることが分かりました。85年にわたって行われたこの研究では、724人の男性を思春期から老年期まで追跡しました。
研究で分かったこと
研究によると、強く支え合える人間関係を持つ人は、人間関係が希薄だったり問題を抱えていたりする人よりも幸福で健康であり、長生きしました。また、ソーシャルフィットネス、つまり強い人間関係を築き、維持する能力は、遺伝子や社会階層、IQよりも、長く幸せな人生にとって重要だと分かりました。
強い人間関係がもたらすメリット
強い人間関係には多くのメリットがあります。たとえば、強い人間関係を持つ人は次のような傾向があります。
帰属意識や人生の目的を感じる
愛され、支えられていると感じる
ストレスや逆境にうまく対処する
心身の健康状態が良い
長生きする
ソーシャルフィットネスを高める方法
ソーシャルフィットネスを高める方法はたくさんあります。いくつか紹介します。
大切な人と過ごす。友人や家族、生活の中で大切な人たちと定期的につながるように心がけましょう。
聞き上手になる。人と一緒にいるときは、相手の話にしっかり耳を傾けましょう。
支えになる。大切な人があなたを必要としているときは、そばにいてあげましょう。
許す。誰でも間違いを犯します。他人も自分も許すことを学びましょう。
前向きでいる。前向きな姿勢は人間関係を強めるうえで大きな力になります。
身体の健康の重要性
強い人間関係に加え、身体の健康も幸福にとって大切です。研究によると、健康的な食事、定期的な運動、十分な睡眠などで身体の健康に気を配っている人は、そうでない人よりも幸福で健康でした。

