専門家によると、EUでは毎年2,860テラワット時の熱が無駄になっています。これは、欧州全体の暖房と給湯の需要にほぼ匹敵します。この余剰熱の大半は、ヒートポンプなど既存の技術で回収し、活用できます。そうすれば、CO2排出量を削減し、エネルギーコストを抑え、エネルギーシステムのレジリエンスを高められます。デンマークのエンジニアリング企業ダンフォスによる新たな調査がそう伝えています。
たとえば、ヒートポンプを使って工場の煙突から出る余剰熱を回収し、同じ工場に暖房と給湯を供給できます。欧州では、すでに複数の実証プロジェクトが進行中です。たとえば、ベルリンの地下鉄システムの余剰熱は、オフィスビルの暖房に利用される予定です。

