若者に仕事とスキルについて聞きました。その声をご紹介します

Young people report high levels of optimism about the future
Young people report high levels of optimism about the future.Image: Rendy Novatino / Unsplash
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  • 世界中の約11,000人の若者を対象に調査を行い、その一部の若者には仕事とスキルの将来について話を聞きました。

  • 3分の2近くが、希望する仕事に就けると楽観的に考えています。

  • 若者たちは、パンデミックによって自身の回復力が高まったと語る一方で、現在の教育制度では必要なスキルが身につかないと感じています。

  • また、ソフトスキルは専門的な技能と同じくらい重要だとも考えています。

社会的格差が存在し、COVID-19によって教育が大きく混乱し、気候変動の脅威も迫るなか、若者が将来を悲観しても無理はないかもしれません。しかし、今回の新たな調査では、希望するキャリアを築ける可能性について高い楽観が示されました。若者は課題を理解しつつ、それを乗り越えられると確信しています。

ユニセフのU-reportプラットフォーム(若者が自分にとって重要な問題について声を上げられるよう支援するメッセージングツール)を通じて実施された調査では、調査に参加した136か国の11,000人近い若者のうち63%が、将来希望するキャリアを築ける可能性が高いと考えていることがわかりました。

では、なぜ多くの若者はこれほど前向きなのでしょうか。また、悲観的な見方をしている5人に2人近くの若者は、自身の可能性を実現するためにどのような支援を望んでいるのでしょうか。世界青年スキルデーにあたり、少人数の若者に話を聞き、この楽観の背景にあるものや、懸念している課題を探りました。その内容をご紹介します。

パンデミックを通じて回復力と適応力を培う

人生にも取扱説明書があればいいのにと思います。しかし残念ながら、どこを目指し、何をすればよいのかを正確に示してくれる道しるべはありません。

Praise Majwafi、22歳、南アフリカ

話し合いの中で取り上げられたテーマの一つが、若者に対するパンデミックの影響でした。参加者は、この1年が非常に困難であったために、不確実性の中で物事を乗り切る力が身についたという点で一致しました。

「パンデミックは、回復力と適応力について私たちに集中講座を受けさせてくれたようなものです」と、パキスタンでソーシャルエンタープライズ「The Red Code」を共同設立した23歳のSana Farooqさんは語りました。

「柔軟性と適応力は、私たち全員が慣れなければならないことです」と、南アフリカのソーシャルアントレプレナーである22歳のPraise Majwafiさんは付け加えました。

非常に困難な1年を乗り越えてきたことで、多くの若者は、これを乗り越えられるなら、どんなことも乗り越えられるという自信を得たのかもしれません。

「困難に直面したとき、私たちには停滞するか、成長するかの選択肢があります。そして、それが私が毎日目覚めるたびに心に刻んでいるモットーです。成長して生き残る、です」と、25歳のAndrea De Remesさんは語りました。彼女は、8歳から12歳の若い女の子たちに科学技術への関心を持ってもらうための教材、ツール、教育プログラムを提供するeラーニング教育プラットフォーム「Erandi Aprende」の共同創設者です。「若者には、それを実現する力、ツール、機会があると思います。」

今日の教育制度は、若者のニーズを十分に満たしていません

重要な理論や内容はすべて学んでいますが、将来現場で必要となる実践的なスキルは身についていないと感じています。これは大きな欠落です。

Ulises Brengi、21歳、アルゼンチン

キャリア目標の達成に最も大きな違いをもたらすものは何かと尋ねられたところ、U-reportの調査に回答した若者のうち32%が、学校での実践的な就業準備スキルのプログラムを選びました。これは、職場での研修(28%)、関連するオンラインリソースへのアクセス(20%)、良き指導者(19%)などを上回る結果です。

「私にとって最も大きな違いをもたらすのは、大学を卒業した後に、労働市場が私に求めるスキルを実際に身につけることです」と、アルゼンチン出身のランドスケープアーキテクチャーの学生である21歳のUlises Brengiさんは語りました。

こうした知見は、雇用の創出や起業の促進を目的とした政策と並行して、教育制度や若者向けプログラムの設計と展開に生かされるべきです。

ソフトスキルは専門的な技能と同じくらい重要です

私たちは孤立感を抱いています。その原因は何でしょうか。それはコミュニケーションにあります。そして私にとって何より大切なのは、積極的傾聴です。

Andrea De Remes、25歳、メキシコ

就職に役立つスキルを身につけることは、仕事をこなすための専門的な技能を習得するだけではありません。ソフトスキルも同じくらい重要です。私たちは全員、成功するためには若者が生涯学習者となり、リーダーシップ、創造性、コミュニケーションといった強いソフトスキルを養う必要があるという点で一致しました。

「私は外向的な性格のため、時に一歩引いて座り、人の話を聞くことに苦労することがあります」とAndreaさんは語りました。「それは私が取り組みたいことです。」

Sanaさんも積極的傾聴の重要性について語りました。「私は毎日、障害のある人々、地域のリーダー、女性、子どもたちと接しています。彼らの話を聞くことは、直面している問題を理解するための唯一の方法であるため、非常に重要です」と彼女は語りました。

若者向けのスキルアップ施策を設計する際にも、同じ原則が当てはまります。持続可能なスキルプログラムを生み出す唯一の方法は、若者自身を巻き込むことです。企業、政府、国際機関、その他のステークホルダーは、若者の声に耳を傾け続けることで、若者が直面している課題をより深く理解し、解決策の開発に若者を関与させることができます。

若者はより良い未来への鍵です

Praiseさんは、若者が世界の発展の中心にいる未来について、力強いビジョンを示しました。「歴史上最大の世代となる若者たちの手に、世界の発展の可能性は無限に広がっています」と彼女は語りました。「そして、目的意識を持った関与と協働があれば、私たちを阻むものは何もありません。」

まったくそのとおりです。私たちはどちらも、Generation Unlimitedへの参加を通じて、若者の成功を後押しするために自分たちにできることに取り組むことを約束しています。これは、2030年までに18億人の若者が学校から職場へ移行できるよう支援することを目的とした、複数セクターによる国際的な連携です。

Praiseさんのビジョンを実現するために、皆で協力しましょう。

セッションのハイライトは、こちらでご覧いただけます。

このセッションは、急速に拡大する「保有スキル」と「必要とされるスキル」の間の格差に対処するという、デジタルな新時代に向けた私たちの共通の取り組みの一つの表れにすぎません。PwCとユニセフは、Generation Unlimitedを支援するために協力し、世界中の何百万人もの若者のスキルアップを支援しています。WEFのReskilling Revolution Platformの創設パートナーの一員として、私たちの組織は、2030年までに10億人に、より良い仕事、教育、スキルを提供するという取り組みに貢献しています。

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