世界で最も急速に人口が減少しているのはどこ?

Magnets are displayed at a souvenir shop in Andorra la Vella, March 12, 2015. REUTERS/Sergio Perez (ANDORRA - Tags: SOCIETY) - GM1EB3D061Y01
In 2015, Andorra's total population shrank by 3.2% to 70,473.Image: REUTERS/Sergio Perez
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フランスとスペインに挟まれた小国アンドラは、面積では世界で16番目に小さく、人口では11番目に小さい国です。そして、さらに小さくなりつつあります。

10年足らずの間に、アンドラの人口は約5分の1減少し、この欧州の公国は今や世界で最も急速に人口が減少する国となっています。

世界銀行が地域・国際機関や各国の国勢調査から情報を集約したデータによると、アンドラの総人口は2009年のピークから1万5,000人減り、2015年には7万473人となりました。記録に残る最新年である2015年だけでも、3.2%減少しました。

世界全体の人口は年間約7,500万人、1%増加しています。これがもたらす課題については多く論じられてきましたが、人口減少というまったく異なる問題に直面している国もあります。その結果、技能を持つ人材が不足し、施設やサービスに充てる資金も減少します。2015年には、出生・入国者数よりも死亡・移住者数の方が多かった国が25か国ありました。

世界有数の豊かな国であるアンドラは、平均寿命が最も長い国の一つですが、急激な人口減少の背景にはいくつかの要因があります。

その一つが出生数です。アンドラの年間出生率は世界223位で、住民1,000人当たりの出生数は7.8人にとどまります。対照的に、隣国のフランスとスペインは住民1,000人当たりそれぞれ12.3人、9.4人で、順位はそれぞれ161位と205位です。

さらにアンドラ政府は、新たな住民の受け入れに非常に慎重です。公国では国民に対する外国人の割合が高く、タックスヘイブンとしても知られているためです。

もちろん、小さな国では人口のわずかな変動でも、割合にすると大きな差になります。

低い出生率と移住

シリアで続く紛争は、同国の最近の急激な人口減少(世界でも最速級)の明白な理由です。2006年にはシリアの人口は3.2%増加していましたが、2015年には1.4%減少していました。

シリア難民は各地に広がり、その結果、トルコ、レバノン、ヨルダンなど受け入れ国の人口が増加しています。

コソボ、リトアニア、クロアチア、ラトビア、ブルガリア、セルビア、ルーマニアなど、東欧諸国や旧ソ連諸国の一部も、人口減少が最も急速な国々に含まれています。

長年にわたり、出生率の低さと経済的理由による国外移住がこれらの国々の人口を減らしてきました。10年前にも、これらの国々は人口減少が最も急速な国のリストに入っていました。

対照的に、2015年に人口が最も急速に増加した国オマーンでは、わずか1年で人口が約6%増加しました。

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