この円の内側に住む人は外側より多い――知っておきたいその他の人口統計データ

Commuters wait for a train on a crowded railway platform in Mumbai April 1, 2011. India's population grew at its slowest pace since independence in the decade to 2011, the government said on Thursday, a trend welcomed by some since it may lead to higher living standards and sounder public finances in a country with enough young people. REUTERS/Danish Siddiqui (INDIA - Tags: SOCIETY) - RTR2KOAJ
Image: REUTERS/Danish Siddiqui
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Brilliant Mapsが作成したこの円が示すように、円の内側に住む人は外側より多くいます。

東経106.6度、北緯26.6度を中心とする円。GMTを用いて投影。BCMM(Brilliant Maps)作成

一見すると意外な地図に見えますが、世界で最も人口の多い国のほとんど、あるいはすべてが含まれていると考えれば、驚くことではありません。中国、インド、インドネシア(4位)、パキスタン(6位)、バングラデシュ(7位)、日本(10位)です。

最近更新された国連報告書「世界人口推計2017」によると、世界人口は驚くべき規模に達し、2050年までに98億人となります。現在人口14億人の中国と13億人のインドは、引き続き人口上位2カ国であり、ナイジェリアは米国を抜き、世界で人口が3番目に多い国となるでしょう。

報告書の推計では、7年後、つまり2024年ごろに、インドの人口が中国を上回る見込みです。

未定義

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人口増加は世界的な課題です。13年後の2030年には、世界人口は10億人以上増加し、86億人に達すると予測されています。2050年には98億人、2100年には112億人に達する見込みです。つまり、世界人口は毎年8,300万人増加しています。

世界人口の規模に対する懸念は、前世紀に高まりました。1914年の世界人口は約16億人でした。1991年には、コフィー・アナンが、サラエボで「60億人目」とされた子どもを象徴的に迎えました。1950年から1980年代半ばにかけて、世界人口は25億人から50億人へと倍増しました。人口増加の力が地球の食料生産能力を大きく上回っていたため、多くの人が大規模な飢餓を予測しました。

しかし、人間が革新を起こし、問題を解決する能力を過小評価していました。

ヨハン・ノルベリは著書『進歩――未来に期待できる10の理由 』で説明しているように、人工肥料は 飢餓という災厄に立ち向かう最も強力な武器となりました。アンモニアの合成がなければ、人口の拡大は不可能だったでしょう。ノルベリは「ハーバー・ボッシュ法がなければ、世界人口の約5分の2は存在しなかっただろう」と記しています。

二つの課題:人口とその分布

今日の課題は人口過剰だけでなく、その分布の異常な偏りにもあります。一方では、貧困国や新興国が人口過剰による大きな課題に直面しています。他方では、欧州連合、日本、米国は、今後も年金や社会保障の財源を確保するため、移民政策を見直し、経済モデルに新たな変更を加える必要があります。

出典:エコノミスト

人口が増加しているのは、サハラ以南のアフリカと南アジアで、いずれも他の地域より速いペースです。これは国際社会と持続可能な開発アジェンダにとって課題となっています。後発開発途上国の人口は、2017年時点で合計10億人でしたが、2050年には19億人に達する可能性があります。

出生率の高さ、乳児死亡率の高さ、多子家族を重んじる文化が、人口急増の要因として挙げられています。世界の食料需要は少なくとも20%増加すると予測されており、特にサハラ以南のアフリカ(55%)と南アジア(25%)で大幅な増加が見込まれるため、これらの国々は備えなければなりません。

出典:世界銀行

懸念すべきでしょうか。それとも新たな解決策を探すべきでしょうか。

飢餓から私たちを救ったのは、食料の増産だけではなく、出生率の低下でもありました。ノルベリは「人々は豊かになり、教育を受けるようになると、予測されていたように子どもの数が増えるのではなく、減った」と説明しています。この地図が示すように、1960年から2010年にかけての低下を見ると、出生率の変化が人類史上最も根本的な社会変化の一つであることが分かります。

出典:Our World in Data
出典:Our World in Data

後発開発途上国(LDC)47カ国は出生率が高く、2010~2015年には女性1人当たり4.3人でした。これらの国々の人口は年率約2.4%で急速に増加してきましたが、今後数年から数十年で出生率は低下すると予測されています。

同時に、農業技術と生産性の向上は、貧困と食料不安への取り組みに欠かせません。中国では貧困からの脱却が大きく進み、人口14億人を抱えながら中間層を形成することに成功しました。

中国、インドをはじめとする大規模な発展途上国が世界経済に段階的に統合されるにつれ、何億人もの人々がより高い生活水準を目指して世界市場で競い合うでしょう。人々や企業の移転、資本の流れ、金融のグローバル化に伴い、生産、貿易、雇用、賃金をめぐる世界の構造も変化します。

世界人口の変化は何十億もの人々に影響を及ぼすため、移民政策を見直し、経済モデルにも新たな変更を加える必要があります。この課題を懸念するのは当然ですが、革新し、問題を解決し、新たなアイデアを生み出す私たちの力を決して過小評価してはなりません。世界は成長し、変化しています。解決策や政策を考える人材が、これまで以上に必要です。

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