米国の親が10代の子どものSNS利用について最も心配していることとは

Black parents are more likely than Hispanic or White parents to check their teens' social media activity, the survey found.
About a third of parents (34%) are extremely or very worried about their teen sharing too much about their personal life.Image: Pexels/Monstera
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  • 新たな調査によると、10代の子どものSNS利用に関して親が抱く主な懸念は、露骨な内容へのアクセスと時間の浪費である。

  • また、懸念の内容は人種や性別によって異なることも明らかになった。

  • SNSに対する親の懸念は、人種や民族によって異なる。

  • SNSが精神衛生に与える影響に対する懸念は、子どもの性別によって異なる。

10代の子どものSNS利用について、親はさまざまな懸念を抱えており、露骨な内容へのアクセスと時間の浪費が上位に挙げられている。これは、今春に実施された13歳から17歳の10代の子どもを持つ親を対象とした、ピュー研究所の調査によるものである。また、この調査では、大多数の親が子どものSNS上の行動に注意の目を向けていることも示されている。一部の親は、これらのサイトの利用時間に制限を設けてもいる。

10代の子どもを持つ親のほぼ半数が、子どものSNS利用によって露骨な内容に触れてしまうことを、非常に、または極めて心配していると答えている。Image: ピュー研究所。

SNSによって人々は情報を容易に探し出せるようになったが、一方で不適切で露骨な内容もより手に入りやすくなったという指摘もある。2022年4月14日から5月4日にかけて実施された調査によると、10代の子どもを持つ親のほぼ半数(46%)が、子どものSNS利用によって露骨な内容に触れてしまうことを、非常に、または極めて心配していると答えている。

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SNSが生産性に与える影響も、親にとって重要な懸念事項である。親の42%が、子どもがSNSに時間を使いすぎることを非常に、または極めて心配していると答えており、38%は、子どもがSNSを利用しているために宿題に集中できなくなることについて、同程度の懸念を示している。

親の約3分の1(34%)は、子どもが個人的な事柄を共有しすぎることを非常に、または極めて心配している。また、約10人に3人の親が、SNSによって子どもがある種の振る舞いを強いられるプレッシャーを感じること(32%)、嫌がらせやいじめを受けること(29%)、不安やうつに悩まされること(28%)、または自己肯定感が低下すること(27%)について、同様の懸念を示している。とはいえ、親の約半数(47%)は、SNSが子どもの不安やうつを引き起こすことについて、あまり心配していない、またはまったく心配していないと答えている。

ヒスパニック系の親の45%が、子どものSNS利用によってオンライン上で過度に個人情報を共有してしまうことを、非常に、または極めて心配していると答えている。Image: ピュー研究所。

SNSに対する親の懸念は、人種や民族によって異なる。これらの問題の多くについて、ヒスパニック系の親は、黒人や白人の親と比べて高い懸念を示す傾向がある。たとえば、ヒスパニック系の親の45%が、子どものSNS利用によってオンライン上で過度に個人情報を共有してしまうことを非常に、または極めて心配していると答えており、白人の親では30%、黒人の親では29%であった。また、ヒスパニック系の親は、白人や黒人の親と比べて、SNSによるネットいじめ、不安やうつ、露骨な内容への接触、自己肯定感の低下について、非常に、または極めて懸念する傾向がより強い。(調査対象にアジア系米国人の親が十分に含まれていなかったため、個別の分析は行われていない。)ただし、人種や民族にかかわらず、宿題への集中を妨げること、時間の浪費、10代の子どもに対する社会的プレッシャーについて、非常に、または極めて心配していると答えた親の割合はおおむね同程度である。

SNSが10代の子どもの精神衛生に与える影響についての親の懸念は、子どもの性別によっても異なる。10代の娘を持つ親は、10代の息子を持つ親と比べて、SNS利用によって子どもが不安やうつに悩まされる(32%対24%)、また自己肯定感が低下する(30%対23%)ことを、非常に、または極めて懸念する傾向が強い。

親の57%が、子どもがSNSで何をしているかを確認していると答えている。Image: ピュー研究所。

この調査では、一部の親が特定の方法で10代の子どものSNS利用に介入していることも示されている。ひとつの方法は、手動で、またはそのための多様なアプリを通じて、子どもがSNSで何をしているかに目を配ることである。もうひとつは、利用時間に制限を設けることであり、これは健康関連と子育て関連のウェブサイトでも推奨されている方法である。

親の大多数(57%)が、子どもがSNSで何をしているかを少なくとも時々確認していると答えている。一方、49%の親は、子どもがSNSを利用できる時間帯や利用時間の長さを、頻繁に、または時々制限していると答えている。

10代の子どもを持つ黒人の親は、ヒスパニック系や白人の親と比べて、子どものSNS活動を確認する傾向が強い。黒人の親の約7割(69%)が少なくとも時々確認していると答えており、ヒスパニック系の親では59%、白人の親では54%である。また、黒人およびヒスパニック系の親は、白人の親と比べて、少なくとも時々SNSの利用時間に制限を設定していると答える傾向がより強い。

子どもの性別や年齢によっても、親のSNS管理に違いが見られる。10代の娘を持つ親は、10代の息子を持つ親と比べて、子どものSNSを頻繁に、または時々監視し、利用時間を制限していると答える傾向が強い。また、13歳から14歳の子どもを持つ親は、15歳から17歳の子どもを持つ親と比べて、子どもがSNSサイトを利用できる時間帯や利用時間の長さを制限していると答える傾向が強い。

より広く見ると、10代の子どもを持つ親の多くは、現在の世界が自分たちが育った時代とは大きく異なっていると考えていることが、最近の調査で明らかになった。

親の77%が、今日の10代は過去の10代とは完全に異なる問題に直面していると答えている。Image: ピュー研究所。

親が、今日の10代と自分たちが10代だった頃とを比べた場合、77%の親が、今日の10代は過去とは完全に異なる問題に直面していると答えている。一方、いくつかの違いはあるものの、今日の10代が直面している問題は自分たちが10代だった頃と大きく変わらないと答えた親は、はるかに少ない(23%)。

この質問に対する意見は、ほとんどの人口統計学的グループの間で違いはない。ただし、この調査は2022年春に実施されたものであり、多くの家庭が新型コロナウイルス感染症の流行によって生じた混乱を経験していたか、あるいはその渦中にあったことに留意することが重要である。新型コロナウイルス感染症の流行。

注:本報告書で使用した質問項目と回答、ならびに調査手法は以下のとおりである。

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