太陽系外からの訪問者を目にしたのは、これが初めてです

Comet ISON is seen in this five-minute exposure taken at NASA's Marshall Space Flight Center (MSFC) on November 8 at 5:40 a.m. EST (1040 GMT), courtesy of NASA. The image has a field of view of roughly 1.5 degrees by 1 degree and was captured using a colour charge-coupled device (CCD) camera attached to a 14" (36 cm) telescope located at Marshall. At the time of this picture, Comet ISON was 97 million miles (156 million km) from Earth, heading toward a close encounter with the sun on November 28. Located in the constellation of Virgo, it is now visible in a good pair of binoculars. REUTERS/Aaron Kingery/NASA/MSFC/Handout via REUTERS (OUTER SPACE - Tags: SCIENCE TECHNOLOGY) ATTENTION EDITORS – THIS IMAGE WAS PROVIDED BY A THIRD PARTY. FOR EDITORIAL USE ONLY. NOT FOR SALE FOR MARKETING OR ADVERTISING CAMPAIGNS. THIS PICTURE IS DISTRIBUTED EXACTLY AS RECEIVED BY REUTERS, AS A SERVICE TO CLIENTS
An interstellar asteroid traveled past Earth, giving scientists an insight into life outside of our solar system.Image: REUTERS/Aaron Kingery
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新しいタイプの小惑星

私たちの太陽系や広大な宇宙について多くのことを知っているとはいえ、まだ天文学的な数の未知の事柄が残っています。次のようなミッションが、NASAのSPHERExやボイジャー2号は、これまで見えなかった宇宙や恒星間空間の側面に光を当ててきましたし、今後もそうしていくでしょう。それでも、本格的にその空間を探査できるようになるまでには、まだ長い道のりがあります。

10月19日、恒星間小惑星がハワイのPan-STARRS 1望遠鏡によって検出されました。当初は彗星に分類されましたが、追加観測により、恒星間空間に起源を持つ小惑星であることが明らかになりました。

残念ながら、小惑星(名称は`Oumuamua)は発見された時点ですでに恒星間空間へ戻る途中で、天文学者が研究する時間はほとんどありませんでした。欧州南天天文台(ESO)の超大型望遠鏡が投入され、小惑星の軌道、明るさ、色がさらに分析され、観測に慣れている小惑星よりもずっと細長く、色も大きく異なることが分かりました。

Image: ESO/M. Kornmesser

「これほど明るさが大きく変化するということは、この天体が非常に細長いことを意味します。幅の約10倍の長さがあり、複雑で入り組んだ形をしています」と、カレン・ミーチは説明しました。ハワイの天文学研究所に所属する天文学者です。「また、太陽系外縁部の天体に似た暗赤色であることが分かり、周囲にかすかな塵さえ見当たらない、完全に不活性な天体であることも確認しました。」

最初の一つにすぎない?

ミーチと研究チームによると、`Oumuamuaの長さは約400メートル(1,312フィート)です。非常に高密度で、岩石質、あるいは金属含有量の高い物質でできている可能性がありますが、水や氷はありません。赤みがかった色は、宇宙空間を移動した数百万年の間に小惑星が浴びた可能性のある宇宙線による照射の結果かもしれません。

NASAによると、ハッブル望遠鏡とスピッツァー望遠鏡はいずれも、今も`Oumuamuaを追跡しています。11月20日時点で、秒速38.3キロメートル(時速85,700マイル)で移動しています。2018年5月に木星の軌道を通過し、その後2019年1月に土星の軌道を通過すると予想されています。

恒星や太陽系のほかの天体を観測し続けるには、新たな発見に対応できる、より強力な望遠鏡が必要になります。ESOが今後発見すると見込んでいる恒星間小惑星も、その対象です。そのため、建設が進められています。対象は欧州超大型望遠鏡(E-ELT)で、ESOによると、2024年に運用を開始すれば「宇宙に関する最も差し迫った未解決問題の多くに取り組める」ようになります。

さらに、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)もあります。NASAが欧州宇宙機関およびカナダ宇宙庁と協力して開発を進めています。2019年の打ち上げが予定されているJWSTは、ビッグバン、太陽系の形成とその進化を含め、「宇宙の歴史におけるあらゆる段階を研究する」予定です。

現在の技術でも`Oumuamuaについて重要な情報を得られましたが、E-ELTとJWSTの両方が稼働したら、どれほど多くを学べるか想像してみてください。`Oumuamuaが私たちのもとに到達するまでには数百万年かかりましたが、より強力な望遠鏡があれば、恒星間空間のどこから来たのか、そしてほかに何がこちらへ向かっているのかも分かるかもしれません。

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