科学者が記憶力を最大30%高める可能性のある脳インプラントを開発

Child Neurologist Vanessa Van Der Linden observes the X-ray of a baby's skull with microcephaly at the hospital Barao de Lucena in Recife, Brazil, January 26, 2016. Health authorities in the Brazilian state at the center of a rapidly spreading Zika outbreak have been overwhelmed by the alarming surge in cases of babies born with microcephaly, a neurological disorder associated to the mosquito-borne virus. Picture taken on January 26, 2016. REUTERS/Ueslei Marcelino
Scientists have found a way to mimic how we process memories by implanting a device on the brain.Image: REUTERS/Ueslei Marcelino
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記憶力をもっと高めたいと思う人は多いでしょう。試験に向けて情報を覚えたり、プレゼンテーションや面接で重要な事実を思い出したりする能力を高めてくれる道具があれば、おそらく大金を払ってでも手に入れたいと思うでしょう。

南カリフォルニア大学の研究者たちは、まさにこれに取り組んできました。ニュー・サイエンティストによると、研究チームは人間の記憶力を高める可能性がある「記憶補綴」脳インプラントを開発しました。研究成果は、ワシントンDCで開催された神経科学学会の会合で発表されました。

この装置は、脳に埋め込む電極で構成されています。海馬(学習と記憶に関わる脳の領域)に微弱な電気刺激を与え、私たちが自然に記憶を処理する仕組みを再現することを目的としています。この電気刺激は通常の脳活動のパターンを模倣するため、研究者たちは、認知症などの記憶障害がある人々の助けになる可能性があると期待しています。

20人のボランティアに電極を装着し、簡単な記憶ゲームを行うトレーニングに参加してもらいました。各参加者は短いプレゼンテーションで画像を見せられ、その最大75秒後に見たものを思い出すよう求められました。

その後、研究者たちは被験者の脳内のニューロンの反応を調べ、記憶を使っている間にどの領域が活性化するかを確認しました。

2回目のセッションでは、インプラントを使い、こうした特定の脳領域に微小な電気刺激を与えました。

研究によると、この装置は記憶力テストの成績を最大30%高めることができます。研究者たちは将来、記憶力、視力、または運動能力の向上に役立つツールとして使えるよう、装置を応用できることを期待しています。

「記憶機能を高めるために、私たちは神経コードを書き換えています」と、研究の共著者で南カリフォルニア大学の生体医工学准教授であるドン・ソン氏はニュー・サイエンティストに語りました。「これはこれまでに一度も行われたことがありません。」

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