このAIは、これまで以上に迅速かつ正確に病気を診断できる

Would you let a robot diagnose you?Image: LinkedIn Sales Navigator/Unsplash
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中国のインターネット関連テクノロジー・文化企業であるテンセントは、医用画像とデータマイニングにAIイノベーションを活用し、より質の高い、迅速で包括的な診断を提供している。以下は、グローバル・イノベーション・インデックス2019からの抜粋で、テンセントの創業者兼最高経営責任者(CEO)である馬化騰が、中国の医療サービスにおけるAIとビッグデータの革新的な影響について考察する。

近年、経済の繁栄と医療改革の継続的な進展を背景に、中国の医療制度は急速に拡大し、サービスも大幅に改善してきた。

現在、中国には100万を超える医療機関がある。医療保険は中国の人口の95%超をカバーしている。平均寿命は76.4歳に達し、一部の高所得国を上回っている。

しかし、人口の高齢化は中国の医療制度に大きな圧力をかけている。この負担を軽減するため、テクノロジーによって医療の効率を高められるか、また、患者を支援し、家族の経済的・心理的負担を軽減する解決策を医療制度に組み込めるかを検討している。

人工知能(AI)やビッグデータ分析に代表される次世代の情報技術(IT)は、中国の医療が抱える課題に対処する新たな手段となり得る。

医療AIは医師のリソースを補い、質の高い医療サービスをより幅広く利用できるようにする可能性がある。高齢化が進む14億人の人口からの需要増に、現在の医療サービスの供給が追いついていない中国にとって、これは非常に重要である。

AIが変化をもたらす分野

医用画像は、中国の医療分野におけるAI活用の先駆けであり、最も広く利用されている領域となっている。

2017年に開発されたテンセントAI医用画像システムは、糖尿病網膜症、肺がん、食道がんなど複数の疾患のスクリーニングに使われている。

このシステムは、中国の主要病院100カ所以上で臨床検証が進められている。これまでに医師による1億件を超える医用画像の読影を支援し、約100万人の患者に利用されている。

画像認識技術の進歩により、診断精度は新たな水準に達した。テンセントのデータによると、認識精度は食道がんで90%、糖尿病網膜症で97%、大腸がんで97.2%に達する。

全般に、中国の医療機関や企業はAIに積極的に取り組んでいる。病院や医療関連企業の約80%が医療AIの活用を計画中、またはすでに導入しており、病院の75%超が、こうした活用は今後普及すると考えている。

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