中国は、人間のジャーナリストを時代遅れにするうえで、目覚ましい進歩を続けています。
国営通信社の新華社は最近、発表しました(2月19日、中国語の記事)。検索エンジンの捜狗(Sogou)と協力し、シン・シャオモンとして知られる世界初の女性AIニュースキャスターを開発したとのことです。彼女のデビューは、3月初めに予定されている全国人民代表大会と中国人民政治協商会議(両会)の会期中となります。
この発表に先立ち、新華社は世界初の男性AIニュースキャスターを中国・烏鎮で11月に開催された年次の世界インターネット大会でデビューさせていました。キャスターの名前は邱浩です。
新華社と捜狗は、シン・シャオハオという改良型の男性キャスターも開発したと発表しました。立ち上がって身ぶりを交えられるほか、口の動きもより自然になっています。
新華社は近年、AIを活用したジャーナリズムを試みており、その一例がロボット記者です。人間をまねようとしたものの、少しうまくいかなかったロボットです。中国製のロボット、佳佳(ジャージャー)は若い女性に似た姿で、歴史衣装を身にまとい、2017年、合肥で開催されたイベントで、AI専門家で米誌『WIRED』の共同創業者でもあるケビン・ケリーにインタビューしました。会話を生中継した新華社は、佳佳を特別記者として紹介しました。しかし佳佳は、ケリーの多くの質問に自然に答えるのに明らかに苦労し、回答に最大10秒かかることもありました。答えは1語か2語に限られ、意味が通らないこともありました。2017年初めには、「インスパイア」と名付けられた高さ1.2メートルのロボットが、新華社でその年の両会期間中、インターン記者を務めました。
新華社によると、ロボットの「新入社員」たちは意欲的に職務に取り組み、11月の運用開始以来、合計1万分を超える約3,400本の記事を発表したとのことです。


