スキューバダイバーが海洋ごみを新型コロナ用マスクに変える方法

Scuba diver
Scuba divers are recycling plastic bottles into face masks amdist COVID-19.Image: Unsplash/Nick Fewings
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  • ダイビング団体PADIは、海洋プラスチックを使ってマスクを製造しています。

  • 世界各地で、メーカーがプラスチックごみを個人用防護具(PPE)に作り変えています。

  • あるグループは、ドアノブからウイルスに感染するのを避けるための器具を考案しました。

スキューバダイバーのグループが、海洋プラスチックごみを新型コロナウイルス対策用マスクにリサイクルすることで、二つの大きな問題に取り組む巧みな方法を考案しました。

海から回収したペットボトルを使い、ダイビング・インストラクター専門職協会(PADI)は、アイルランドのウォータースポーツ衣料会社RashRと共同で、廃プラスチックをリサイクルしてさまざまなフェイスカバーを製造する事業を立ち上げました。

この取り組みには、さらにもう一つの利点があります。RashRはマスクの売上から1枚につき2.25ドル(2ユーロ)をアイルランド肺線維症協会に寄付しています。

リサイクル素材のフェイスマスク。Image: PADI

PADIによると、これまでにこのプロジェクトで500kgを超えるプラスチックをリサイクルし、マスクは製造原価を超えない価格で販売されています。

「私たちは海とダイバーのコミュニティを大切にしています。だから、この困難な時期に利益を得ていないと胸を張って言えるようにしたかったのです」と、PADIワールドワイドの消費者マーケティング担当副社長リサ・ニックリン氏はCNNに語りました。

プラスチック対パンデミック

リサイクルプラスチックを使ってパンデミックと闘っているのは、PADIのダイバーだけではありません。

オランダを拠点とするPrecious Plasticは、プラスチックリサイクル機械の設計を公開しており、同社によると、3Dプリンターの75倍の速さで個人用防護具(PPE)を製造できます。リサイクル素材のフェイスシールドや、ドアに触れずに開けるための器具も設計しました。

イングランドのコーンウォールを拠点とするオンラインマーケティング会社Float Digitalは、リサイクルしたペットボトルを使って、医療従事者向けのフェイスシールドを3Dプリントしています。

フィリピンでは、空軍がリサイクルプラスチックから、最前線で働く重要な職種の従事者向けにフェイスシールドやマスクを製造しています。

ウガンダのグルでは、PPE不足への対応に取り組んでいるのが社会的企業のTakataka Plasticsです。同社はプラスチックごみをリサイクルし、地域の医療従事者向けのフェイスシールドを製造しています。

一部の企業は、パンデミックとの闘いに加わるため、事業モデルまで切り替えました。タンザニアのダルエスサラームにある製紙リサイクル会社Zaidi Recyclersは、事業全体を転換し、廃棄されたペットボトルを医療従事者向けのフェイスシールドに加工しました。

新型コロナウイルスに対するフェイスマスクと目の保護具の有効性。Image: Statista

フェイスカバーの着用は、ウイルスの感染拡大を大幅に抑えられる可能性があると、医学誌『The Lancet』に掲載された研究は示しています。多くの国で公共交通機関でのマスク着用が義務化され、世界保健機関(WHO)は着用時の注意点をまとめたガイドを公開しています。

別の研究では、一部の国でフェイスマスク着用の人気が高まっていることが、パンデミックの進行とともに明らかになっています。

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