世界経済フォーラムは、スイスのダボスで1月21日から24日まで開催される第50回年次総会のテーマと詳細を発表しました。総会のテーマは「結束力と持続可能性のある世界に向けたステークホルダー」です。
世界各地から3,000人の参加者が集い、「ステークホルダー資本主義」に具体的な意味を与えること、政府や国際機関がパリ協定と持続可能な開発目標に向けた進捗を追跡できるよう支援すること、技術と貿易のガバナンスをめぐる議論を促進することを目指します。
「人々は、自分たちを裏切ったと考える経済界の『エリート』に反発しています。また、地球温暖化を1.5°Cに抑える取り組みは、危険なほど目標に届いていません」と、世界経済フォーラムの創設者兼会長であるクラウス・シュワブ教授は述べました。「世界がこれほど重大な岐路に立つ今、今年は企業と政府の目的や評価基準を再考するため、『ダボス・マニフェスト2020』を策定しなければなりません。それは50年前に世界経済フォーラムが設立された目的であり、これからの50年間に貢献したいと考えていることです。」
年次総会のプログラムでは、次の6つの重要分野を優先します。
エコロジー: 企業を動員して気候変動のリスクに対応し、生物多様性を守る対策が森林の地表や海底にまで行き届くようにする方法。
経済:長期的な債務負担を取り除き、より幅広い包摂を可能にするペースで経済を機能させる方法。
テクノロジー:第4次産業革命のテクノロジー導入について世界的な合意を形成し、「技術戦争」を回避する方法。
社会:次の10年間で10億人のリスキリングとスキル向上を実現する方法。
地政学:「ダボス精神」が、世界の紛争多発地域で対立を解決する橋渡し役となる方法。和解を始動させるための非公式会合。
産業:第4次産業革命のもとで企業活動を推進するために必要なモデルを、企業が構築できるよう支援する方法。政治的緊張にさらされ、急速な技術変化とあらゆるステークホルダーからの高まる期待に動かされる世界で、企業を導く方法。
世界経済フォーラムとステークホルダー資本主義
フォーラムの第1回会合は1971年に、企業は顧客、従業員、地域社会、株主を含むすべてのステークホルダーに奉仕すべきだというクラウス・シュワブ教授の提唱した考えを推進するために設立されました。この考えは1973年の「ダボス・マニフェスト」で再確認され、以来、フォーラムの活動の指針となっています。大幅な改定として、今年の年次総会では、現在バンク・オブ・アメリカ最高経営責任者のブライアン・モイニハンが議長を務めるフォーラムの国際ビジネス評議会が、共通の「ESGスコアカード」を発表します。
より持続可能な年次総会
2020年の年次総会は、これまで開催された国際サミットのなかでも最も持続可能性の高いものの一つとなります。2018年に持続可能なイベントのISO 20121規格の認証を受けた年次総会は、イベント関連の排出量を削減、算定し、相殺することで、カーボンニュートラルを実現しています。この目標達成に向けた取り組みには、地元の食品供給業者の利用、肉の消費を減らすための代替タンパク源の導入、再生可能電力の100%調達、カーペットなどリサイクルや再利用が容易でない資材の使用削減または廃止、電気自動車の拡充が含まれます。
編集者向け注記:
フォーラムの取り組みについてはこちらをご覧ください http://wef.ch/impact
セッションのライブ配信を視聴し、総会の詳細をご覧ください http://wef.ch/am20
ウェブサイトでセッションを視聴、埋め込みする方法はこちら http://wef.ch/howtofollow
イベントのベスト写真はこちら http://wef.ch/pix
フォーラムの議題はこちら http://wef.ch/agenda
Facebookでフォーラムのファンになりましょう http://wef.ch/facebook
フォーラムの動画はこちら http://wef.ch/video
Twitterでフォーラムをフォロー @wef および @davosをフォローし、#wef19で会話に参加してください
Instagramでフォーラムをフォロー http://wef.ch/instagram
LinkedInでフォーラムをフォロー http://wef.ch/linkedin
フォーラムのプレスリリースを購読 http://wef.ch/news


