現代では、人々はどこでも働くことができます。
クラウドや無線通信プロトコル、コラボレーションソフトウェアのおかげで、近所のコーヒーショップでも、別の街でも、あるいは海外でも、仕事の生産性を保つことができます。
かつてない自由によって離れた場所で働けるようになった一方で、人々を結びつける新たなビジネスモデルも生まれました。WeWorkのような企業が牽引するコワーキングスペースの台頭により、すでに数十億ドル規模の業界が形成され、スタートアップ文化に欠かせない存在となりつつあります。

一緒に働くコワーカー
今回のインフォグラフィックは、Raconteurが提供するもので、企業、とりわけ急成長中のスタートアップが、コワーキングスペースにますます引き寄せられている理由を示しています。
コワーキング業界がスタートアップに提供するのは、従来の選択肢では得られないものです。それは、会社の成長に合わせてオフィススペースを円滑かつ確実に拡張できることです。さらに、仕事に使える無線インターネットからコーヒーの無制限提供まで、必要なものがすべてそろっているため、この新たなモデルによってスタートアップは、プロダクト・マーケット・フィットの実現や次のピボットなど、重要な課題に集中できます。
この業界は今後5年間、年平均成長率12%で成長すると予測されています。さらに、この分野をリードするWeWorkが、350億ドルの評価額で資金調達を行うとの話もあります。
提供価値のその先
「サービスとしてのスペース」は急成長するスタートアップにとって確かに魅力的ですが、コワーキングスペースの勢いを支える妥当な理由は、ほかにもあるのでしょうか。
コワーカー自身によると、このモデルのメリットで最も評価が高い10項目は次のとおりです。
社交的で楽しい雰囲気(59%)
ほかの人との交流(56%)
コミュニティ(55%)
自宅から近い(51%)
考え方の近い人々(47%)
費用対効果が高い(41%)
近隣の交通の便が良い(41%)
基本的なオフィス設備(38%)
知識の共有(35%)
広く開放的な作業スペース(34%)
総じて、コワーキングスペースがもたらす付加価値は、こうした共有スペースを拠点とする企業にとって、確かなもののようです。
そのため、世界のコワーキング業界が2022年までに施設数30,432か所、会員数510万人に拡大すると予測されていることも、驚くにはあたりません。

