世界は良くなっている――その証拠はこちら

Microsoft founder Bill Gates delivers his speech during the 53rd Munich Security Conference in Munich, Germany, February 18, 2017. REUTERS/Michaela Rehle - RTSZ9I5
Bill Gates is optimistic about the future.Image: REUTERS/Michaela Rehle
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ビル・ゲイツとメリンダ・ゲイツは未来を楽観しており、あなたもそうあるべきだと考えている。

ゲイツ財団の共同会長である2人が、次のように説明している。最近発表した「ゲイツ・レター」世界の進歩を年次で振り返るこの報告書によると、世界は人々が評価する以上に大きく前進している。

人々はかつてほど貧しくも、病気がちでも、不平等でもなくなっている。

このレターには、その点を示す膨大な数の図表や統計が掲載されている。ここでは、ゲイツ夫妻が特に注目する4つの大きな進展を紹介する。

1. ポリオワクチンは、病気の根絶に驚くほど大きな効果を発揮してきた。

Image: ゲイツ・レター

過去17年間、新たなポリオ感染者数はあまり減っていない。主な理由は、すでにゼロに近い水準にあるからだ。

ジョナス・ソークが初のワクチンを開発してから64年の間に、各国は人々への予防接種に一丸となって取り組んできた。中国で最後の感染例が確認されたのは1990年代半ば、インドではその約20年後だった。

2016年に世界で記録された新規感染例は40件未満だった。現在、わずか4か国で、いまだに根絶が達成されていない。

2. 避妊具の使用率は、これまでで最も高い。

Image: ゲイツ・レター

経済的・社会的な成功を確かなものにする最も効果的な方法の一つが、女性のエンパワーメントだ。ビル&メリンダ・ゲイツ財団は2015年のゲイツ・レターで、女性の健康への投資は、労働力と経済全般をより強くすると指摘した。

多くの開発途上国では、出生率が非常に高い。その一因は、乳幼児期を生き延びられない子どももいると考え、女性がより多くの子どもを産むことにある。しかし、資源が乏しいなかで、それは人々を貧困の連鎖にとどめてしまう。

避妊具はその連鎖を断ち切る助けとなり、女性が自分自身や家族により目を向けられるようにする。最貧国69か国では、2016年に約3億人の女性が何らかの避妊法を利用した。2012年から3,000万人増えた。

3. 過去20年間で、およそ1億2,200万人の子どもの命が救われた。

Image: ゲイツ・レター

ゲイツはこれを世界で最も美しいグラフと呼んでいる。

1990年以降、5歳の誕生日を迎える前に亡くなる子どもの数は半減し、1990年の1,210万人から2015年には580万人となった。これは主に、開発途上国でマラリア予防の蚊帳や安全な水を得るための井戸掘削など、簡便で費用のかからない対策が進み、投資が行われたことによる。

世界保健機関(WHO)は、指摘している早産に伴う合併症と栄養不良が、子どもの人生最初の数年間の成長を左右する重要な要因だと。

レターによると、ゲイツは1990年代にアフリカを訪れ、問題の深刻さを知って以来、子どもたちのニーズに応えるため多額の投資を続けてきた。

4. 極度の貧困は、ゆっくりと消滅しつつある。

Image: ゲイツ・レター

極度の貧困とは、定義上、1日1.90ドル未満で暮らすことを指す。およそ150年間(1820年から1970年まで)、その状態にある人の数は増え続けた。1970年代末には、20億人を超える人々が極度の貧困層に分類されていた。

今も人々は、世界が貧しくなっていると思いがちだが、極度の貧困にある人の数は、ピーク時の20億人から7億500万人に減ったと、メリンダ・ゲイツはレターで説明している。

「歴史を大きく見ると、より包摂的で思いやりのある方向へ進んでいます」と彼女は述べた。「世界の健康分野では、それが確かに見て取れます。各国政府は優先課題に掲げ、市民は支援し、科学者たちもこの分野に移ってきています。」

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