新たな報告書によると、海洋は科学者が当初考えていたより60%も高温だった

The sun sets into the Pacific Ocean off Oceanside, California, March 14, 2011. REUTERS/Mike Blake (UNITED STATES - Tags: ENVIRONMENT) - GM1E73F111R01
More sobering news for our planet.Image: REUTERS/Mike Blake
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国連が厳しい内容の気候報告書を発表し、エネルギー利用における「急速かつ前例のない」変化を求めてから3週間後、海洋温度を調べた研究により、地球温暖化は従来考えられていたより速いペースで進む可能性が示された。

研究は、水曜日にNature誌に掲載された。プリンストン大学とスクリップス海洋研究所の研究者らが実施したこの研究では、世界の海洋が1991年から2016年にかけて吸収した熱エネルギーは、従来の研究が示していた量より60%多かったと推定された。これは、科学者らの推定よりも速いペースで地球が温暖化している可能性を示している。

「私たちは、排出したCO2の量に比べて、海洋も大気もそれほど温暖化していないことで、難を逃れたと思っていました」と、研究を主導したプリンストン大学の地球科学者ロール・レスプランディ氏は、語った。ワシントン・ポスト紙に対して、こう続けた。「しかし、私たちは間違っていました。地球は考えていた以上に温暖化していたのです。適切な方法で観測していなかったため、見えなかっただけです。けれども温暖化は起きていました。すでに海洋の中で進んでいたのです」

Image: Nature

研究概要によると、従来の海洋温度の測定では、不完全なデータや測定方法の違いによって限界のある「不完全な海洋データセット」が用いられていた。研究者らは海洋の温度を測る別の方法として、「大気中の酸素と二酸化炭素の測定値を用いた独立した推定」を行った。これらの濃度は、海洋が温まりガスを放出するにつれて上昇するため、「海洋全体を測る温度計」として利用できる。

今月初め、国連は画期的な報告書を発表し、地球の気温が1.5℃を超えて上昇すれば(早ければ2030年にも起こり得る)、それまでにエネルギー利用における「急速かつ前例のない」変化が実施されない限り、壊滅的な被害をもたらす可能性があると述べた。

トランプ大統領はこの報告書の重要性を軽視し、60 Minutesで 「何かが変化しているが、また元に戻るだろう」と語った。一方、企業のリーダーたちは、より強い危機感をもって報告書を受け止めた。

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